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CDI(39)


  • Posted by: F&F
  • 2012年5月 7日 12:03

ノーマルイグニションシステムで、イグニションコイルに印加する電圧を上げるものがある。
DC-DCのようなもので通常はバッテリの14V程度が加えられている所に16V〜18Vを加える訳だ。

これに効果があるのかと質問を頂いたのだが、何とも微妙だ。
回路的に最も簡単なのは単に電圧を上げる事。
ただしイグニションコイルが飽和すると過大電流が流れてコイルが発熱し、許容を超えれば壊れる。

もう少し頭を使うとすると定電流ドライブする事だ。
ただしダイレクトイグニションなどのようにコイルが複数個付いている場合は定電流回路もそのコイル分だけ必要になる。
そして何より、イグニションコイルにどれだけの電流を流したらいいのか車種などによって異なる問題がある。

もっと頭を使うならばCPUを使ってイグニションコイルに流れる電流波形を観測する。
そして電流が飽和する直前で電流制限を開始する。
これならば理にかなった動作になるのだが、そもそもノーマル状態で同じ事が行われていれば外部装置を付ける意味はない。
高回転域でドエル時間が不足するならば効果はあるが、だったらCDIの方が良いんじゃないかなと思う。

   

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