UPS：バッテリ(4)

ウチにはAPCの1400だか1500もある。
バッテリは12Vの2直列で24V仕様だ。

これの充電終止電圧が高いので下げたという話を前に書いた。
12Vのバッテリを2個買うのならこの24V仕様のUPSでも良いわけだが、こいつは自己消費電力が大きい。
Smart-UPS 1400RMの仕様で通常状態で50W、バッテリ充電中の最大が168Wとある。
Smart-UPS 1500だと69W/196Wとなる。
消費電力の大きさはバッテリバックアップ時の稼働時間をも短くする。

というわけでES-500を使っているわけだ。
もちろん500VAを超える事は出来ないのだが、現状の使い方で500VA/300Wを超える事はない。

APCのUPSはラインインタラクティブ方式なので、消費電力はもっと小さくても良いはずだ。
この点が不満である。

バッテリを交換するとバッテリ駆動時間が更新されて79分になった。
100Ahのバッテリを使っているときは8分位と表示されていて、これは標準バッテリ使用時の時間を上回らないのかなと思っていた。
しかし新しいバッテリでは動作時間が長く表示されるようになった。
フル負荷だと12Vで50Aほど流れるはずだ。
バッテリは2個で72Ahなので80分位の計算値になる。

実際には停電時には早々にシャットダウンするので連続では使用しない。
ただ停電が長引けば、都度電源を入れて情報などを見たりする。
フル負荷で運転するわけではないので、1回10分使うとして20回位は使えそうだ。