過去の雑記置き場
コナン
(2/8)◆ 以前にコナンの探偵グッズ?秘密道具?(これは
ドラえもんか)の探偵バッジ型通信機に関してな
ど書いた。先日漆黒の追跡者のDVDを観たら、新た
な探偵グッズが登場していた。以前にも伸縮サス
ペンダーはあったのだが、な、な、なんと!今回
登場したものは100mまで伸ばすことが出来るとい
うもの。当然人間がぶら下がれる強度があるし、そ
の人間を引き上げる巻き取り力があるので並じゃ
ない。形状はせいぜい5cm角程度だろう。この中に
100mのベルト(というかフィルムのような薄さかな)
を巻き取らなければならない。直径5cmの円周は約16cm
なので1巻きしても16cmでしかない。100mのテープ
だと例え最大外周である16cmの所に巻き付けたとし
ても625回も巻くことになり、フィルムの厚さが0.1mm
だったとしてもフィルムの厚みだけで6cmを超える。
中の芯の太さを1mmとしてそこから巻きはじめると
なると最初は円周が小さいので巻き数を稼ぐ必要が
ある。厚さ10ミクロンくらいのテープならこの大き
さで100m巻けるかな。ちなみにサランラップは11ミ
クロン程度の厚さで引張弾性率は470MPaなのだそう
だ。
コナン君はこのサスペンダーを頼りに東京タワーか
ら飛び降りるわけだから相当な強度があるのだろう。
◆ 一時期姿を消していたが、あのスケートボードもな
かなか凄い。ターボエンジン搭載となっているが化
学燃料エンジンではなくソーラパワーで動くモータ?
みたいだ。夕方でも動力を得られるというのだから
相当高効率な太陽電池板なのだろう。その後リチャ
ージャブル電池も搭載され、日没後も30分は動くよ
うに改良されたという。市販品だと150Wのモータで
10km/h程度だそうなので、コナン仕様は500W位のモ
ータが搭載されていそうだ。探偵バッジの通信機も
20kmの通信距離確保のためにはかなりの電力を要す
るだろうし、あがさ博士はスペシャルな電池を持っ
ているに違いない。そのあがさ博士が黒の組織の親
分である説もあるのだが…
◆ そうそう、探偵バッジのトランシーバはアナログ通
信方式かも知れない。電界強度が弱くなるとガサガ
サとノイズが入ったりする。20kmの伝達距離がある
もののトンネル内や金属ケースの中では不通になる
がなぜか車のトランク内では使えたりする。アンテ
ナの長さからするとUHF帯以上なのだが、まあUHF帯
であるにしてもVHF帯であるにしても20kmの伝送距離
を得るためには(あのアンテナだと)相当なパワー
が必要になるのは想像に難くない。その電力を供給
する必要があるのだから凄いバッテリが必要なわけ。
かと思うと腕時計型懐中電灯はバッテリ切れになる
ことがある。探偵バッジ型トランシーバに比較した
ら照明用などたいした消費電力ではなさそうだし、
バッジも腕時計もバッテリ装着空間は同じようなも
のではないかと思う。それに、その懐中電灯機能に
しても投光器並みの強力さではなく普通の懐中電灯
と同程度なのだから。
改造車
(2/7)◆ 旧エキサイティングカーショー、現東京オートサ
ロンは今も健在である。三栄書房系ということで
改造車全盛期?には私も何度か足を運んだことが
ある。普段は谷田部(当時の最高速のテストコー
ス)あたりでしか顔を合わせないショップのオー
ナなどがブースを持ち、車を展示したりグッズを
販売したりする。当時多少つきあいのあったM社の
ブースにも改造車が展示される。社長が「何馬力
って表示するかなぁ」とお悩みの様子。メカなど
と相談して600馬力あたりに落ち着いたようなのだ
が、何せ知識が希薄なのでトルク値が分からない。
これも適当な数字を書き入れたようなのだが、誰
がどう見たっておかしいでしょうみたいな。トル
クと馬力は別物じゃなくて、トルクに回転数をか
けて716で割ったものなのだから。とは言ったって
書いちゃったものは直せないし「どうせ見る人だ
って分からないよ、数字が大きけりゃ速く見える
んだ」と言っていたっけ。
◆ オートサロンも時代と共に内容は変化してきて、
その後自動車メーカも出展するようになる。若者
の車離れ阻止のためには若者が好むような改造車
をメーカ自ら手がけるべきだという雰囲気もあっ
た。ホンダのクリアテールレンズ販売などもこの
流れで、クリアテールレンズだけを売るものだか
らテールランプもストップランプも電球色になっ
ちゃう。当然違法なのだがホンダ側としては「売
れればいい」とばかりに売りまくった。どうやら
内部に着色電球を入れると「赤い色がうつって格
好悪い」らしいが、今はもう廃れたか。メーカ系
のモディファイ車両も少しだけあって、サスペン
ションやマフラーを変えたようなもの、あるいは
そのパーツ販売などがあるが全体的にはおとなし
い印象か。
◆ トヨタは最も若者離れが激しいメーカを自覚して
久しいが、いわゆるドレスアップカー用品などを
外販している。ワンボックスカーなどにエアロパ
ーツを付けるというアレである。これは、エンジ
ン出力や重要保安部品に手を付けるよりも余程売
りやすいことが理由のひとつだと思う。いわゆる
ホンダのクリアテールレンズと同様だ。しかも見
た目が変化するので分かりやすい。そんな改造車
の流れをもっと進めたのが今年のオートサロンで
出ていた改造プリウスと改造マークXだろうか。両
車共に外観のモディファイに余念はなく、プリウ
スは初代インサイト風のタイヤカバーを付けたり
している。マークXの方も赤く塗られたブレーキキ
ャリパーと黒のホイール、フロントの大きく開い
たデザインなどそれっぽいのだが古くさくもある。
◆ あとはワンボックスで、コピーが「ミニバンでも
走りの楽しさを忘れられない人へ贈るスポーツモ
デル意のままに操る楽しさと、乗り心地を高次元
でバランス」って、やっぱりおかしい。荷物や人
を運ぶ車はそれに特化すべきで、室内空間の広さ
を活かしたいならドンシャリオーディオを乗せる
などの改造の方が良くないだろうか。或いは外観
重視?でおよそ走れるとは思えないほどのシャコタン
とか。
スマートフォン
(2/6)◆ スマートフォンとはいったい何だろう。米国などで
はBlackBerryなどに代表される、QWERTYキーを持っ
たものや自由にアプリなどをインストールすること
の出来る携帯電話をそう呼ぶようだ。欧州などでも
SymbianOSを使った、アプリのインストールなどが可
能な携帯電話をスマートフォンと分類している感じ
がする。とすると日本の携帯電話は全てスマートフ
ォンか、みたいな感じになってしまう。日本国内に
おけるスマートフォンの定義としては「ケータイサ
イトに入れない携帯電話」で済むのではないだろう
か。まあ今後は事業者のクローズド網に入れるもの
が登場する可能性もあるが、現状ではそうなる。
◆ 口の悪い人に言わせれば「機能の劣った携帯電話」
などと言うが、自由度の点ではWindowsMobile採用機
やAndroidなどはそこそこ自由も効くので機能が劣っ
ていると一言で片付けてしまうのも微妙ではある。
iPhoneをスマートフォンに分類するならば、これは
日本で最も売れたスマートフォンになる。しかし自
由度が高いかというと否で、JBでもしない限りアプ
リはAppStoreからしかダウンロードできない(ケー
タイの勝手iアプリはどこからでもダウンロードでき
る)しシステム系に関するアプリはない(Androidは
IMEエンジンなど、WindowsMobikeならばブラウザなど
も入れ替えできる)など、それまでのスマートフォ
ンよりも携帯電話に近い存在だと言えるだろう。ス
マートフォンに抵抗がある人もiPhoneならばという
のはこの辺りに理由があると思うし、絵文字やMMS対
応など必死にケータイに歩み寄ろうとしている努力が
実った結果だとも言える。
◆ 孫さんは全てのケータイはiPhoneになると言ったが
これは逆で、iPhoneが日本のケータイに近づきつつ
あると言ったところだろうか。Androidなどは設計時
点が新しいのでカメラにしても液晶解像度にしても日
本のケータイ同様のものを持つことが出来る。しかし
事業者対応の部分ではケータイにはなれないわけで、
ケータイサイトなどには入れない。中高生などはケー
タイサイトで遊んでいる?訳で、PCサイトはPCで見る
のでスマートフォンの存在意義が分からないという。何
で携帯電話でPCサイトを見ないといけないの?みたい
な感じか。PCサイトは携帯電話でもスマートフォンで
もPCでも見ることは出来るが、ケータイサイトは現状
では携帯電話でしかアクセスできない。
◆ ではこの先Android端末などが日本で増えていくため
にはどうしたらいいのか。ひとつはiPhone的な安売り
作戦で、ケータイサイトには入れないけれど安いから
我慢してねみたいな誘導の仕方だ。でもこれ、HT-03A
などは結構安く(新規ゼロ円当たり前みたいな)売っ
ているが売れたという話は聞かない。とすると自由を
奪ってでもケータイサイトに入れるようにすべきなの
か。AndroidはOSなので、スマートフォンではなく日本
製ケータイをこのOS上に作ることももちろん出来る。ま
あ事業者がそれをケータイと認めるかどうかは(自由
度やセキュリティの点で)分からないが、ドコモのJavaScript
対応などはそのあたりを見据えた?といったら希望的
観測過ぎるだろうか。
自転車
(2/5)◆ サンヨーの電動アシスト自転車の続報である。そろ
そろ電池を含めて寿命かなと思うわけで、それはま
ず電池に現れた。自己放電が増えたようだ、内部抵
抗が高くなったようだと書いたのが先月だったと思
うのだが、その後アシスト力が非常に弱くなってし
まった。おそらくはバッテリの内部抵抗増大によ
るものではないかと思うが、計測したわけではない
ので何とも言えない。ハンドルに付けられているコ
ントローラのパネルもビニールシートのパネルの内
側には水滴が見えていて、明らかに湿気による影響
が見られる。これは電源をOFFにした場合でも、電池
が接続されていれば全LEDがうっすら点灯することか
らも明らかだ。
◆ それでも安物自転車とは錆の出方などが随分違うし、
アシスト力を無くした今でも普通の自転車としては
使えるので良いか。バッテリを買い換えるほどでも
ないし、買い換えるなら自転車そっくりという感じ
だ。変速機付きの自転車も珍しくはないが、内装変
速機ってヤツが私としては気に入っていたりする。チ
ェーンをかける位置を変える必要がないので見た目
がスマートだし、停止中でも変速操作ができる。中
身は遊星ギアになっていて、従って変速比が大きく
取れないのかなと思っていたら多段式と思われる7段
変速なんてものがあって驚いた。どうやら欧州あた
りでは内装変速機が一般的?なようで、そもそもは
イギリスで発明されたものなのだとか。
◆ 内装変速機と似たような遊星式の歯車機構をペダル
側に取り付けたものもあり、クランク軸変速機と呼
ばれるらしいが私は見たことがない。他にCVT式の無
段変速装置も存在するようなのだが、Vベルトやそれ
に似たものは動作抵抗があるので自転車用としては
どうなのだろうか。米国のFallbrook Technologies
車はボール式のCVT?機構付きの自転車を考案してい
る。以前にblogの方で自動車用ハブベアリングの転
がり抵抗低減の話を書いたが、元々の駆動力を無駄
には出来ない自転車の抵抗軽減にも応用できそうな
感じがする。もっとも自転車の場合は自動車よりも
耐荷重が小さくて済むので抵抗と言ってもたいして
事はないのか。
◆ 電動アシスト自転車は速度の上昇と共にアシスト力
が低下するセッティングなので変速機とは無縁な感
じもするのだが、横浜あたりに多い急坂&法改正で
のアシスト威力増大を考えると変速機付きも意味が
あるのか。もちろんモータとタイヤの間に変速機を
付けるのではなくてペダルとタイヤの間に付けると
いう意味で。そうそう、シマノの内装変速機に自動
変速機構を加えたものもあるそうだ。速度や負荷な
どに応じて自動的に切り替えてくれるという。この
変速用動力源となる電力を発生させるためにフロン
トにはハブ発電機が内蔵されると言うからちょっと
大げさか。元々内装ギアは質量が大きいと言うこと
でスポーツモデルへの搭載は向いていないと言われ
る。なので、実用車?として考えればいいのかも。こ
れも電動アシスト自転車と組み合わせるならば電池
が積んであるので色々出来そうな気がする。
ポイント
(2/4)◆ 多くの店などでポイントカードを発行している。リ
ピータを呼ぶ効果があるし、個人情報だって手に入
る。以前と違って個人情報を得るにはそれなりの投
資が必要であり、ポイントカード作成と言って情報
を手に入れればDMなどの発送で再来店を促すことも
出来る。ポイント還元率はそれぞれで、たとえばク
レジットカードなどは1%〜5%程度、これはポイント
を付けることでクレジットカード利用率を上げよう
という狙いだ。ヨドバシカメラやビックカメラだと
10%〜20%もポイントが付く場合がある。20%ポイント
が付くって事は2割引か。なんて喜んではいけない。
1万円のものを買って2割引だと支払金額は8千円だ。
しかし1万円のものを買って20%ポイント還元の場合
の支払額はあくまでも1万円であり、それによって
12,496円の買い物が出来る権利を得られる。割引率
は双方共に同じだが、ただしこれは繰り返しポイン
トが付くと仮定した場合であり、ポイントでの購入
時にポイントが付かない場合は1万円の買い物は実質
的に2千ポイントしか付かないので17%割引にしかなら
ない。
◆ ビックカメラ倒産説が流れたときに、ポイントは一
体どうなるのだと不安に思った人も多かっただろう。
現金値引きはその場での値引きなのだがポイントは
プリペイドのようなものだからだ。このため大手家
電店などではポイントでの買い物用としてのキャッ
シュバック(的な)積立金を持っているところもあ
る。が、これで又国税と一悶着起きる。おそらく会
計上は預かり金みたいな扱いなのではないかと思う
のだが、国税に言わせれば失効したポイントは利益
だろうとなる。もちろん失効した分はその都度計算
しているはずだが、ポイント期限である2年(ヨドバ
シカメラの場合)後の予想失効率以外の部分は税金を
払えとか言いそうだ。私は以前は結構ポイントをた
めていたのだが最近はそうでもない。ポイントは利
息が付くわけではないし、適当な時期に使った方が
良いだろうと言うことで。ちなみに一度に大量のポ
イントを使おうとすると本人確認など面倒なことに
なるのも貯めすぎずに使うようにした理由のひとつ
である。
◆ 日帰り温泉などでもポイントカードを発行してくれ
るところがある。入場料はもちろんのこと、施設内
での飲食などでもポイントが付く。これとは別に回
数券もあって、これはプリペイド的な割引があるの
で行き先はだいたい決まってくる。まあそれが施設
側の狙いであって、顧客側としてはうまく乗せられ
ているという話だ。Tポイントなどは提携ポイント
でグループ店舗でポイントがたまる。これはまあ便
利というかポイントカードの枚数が増えなくて良い
か。私は持っていないというか、だったらクレジッ
トカードと同じじゃないのみたいな感じもする。ポ
イント還元率も1%はあまりにショボいだろう。やは
りお得な感じがするくらいポイントがたまってくれ
ないと使わないというか面倒なだけだ。回転寿司屋
などでも千円でスタンプ1個押してくれる所など、家
族で何度か行くとスタンプカードが満タンになって
千円引きとかになる。
LED再び
(2/3)◆ LEDストップランプの件である。最近ではマイナー
チェンジするとテールランプがLED化される感じで
採用車種も増えてきた。以前にプリウスのストップ
ランプが眩しいと書いたが、総じてLEDを目立たせる
ようなデザインのモノは眩しい。逆にLED化を押し出
すではないデザインのレクサスLSやアルファード(
もしかしたらベルファイアかも)は普通っぽい感じ
がする。この辺りはコストのかけ方とかデザインコ
ンセプト次第なのだろうが、赤色半透明プラスチッ
クカバーが被さったこれらの車は横から見てもスト
ップランプの点灯が確認しやすい。今でこそLEDなん
だぞ的なデザインが多く見られるが、落ち着いてく
れば通常の電球の場合と同じようなデザインになる
のかも知れない。半透明カバーの次にマシ?なのは
以前にも書いたがクラウンや一部軽自動車などの透
明着色カバータイプ。ちなみにCLSも同様なのだが
観察してみるとLEDのビームのセンターは水平より
少し下を向いている。従ってすぐ近くで運転席位置
から見ても余り眩しくはないが5mも離れると眩しく
感じてくる。もっと下を向けても良いと思う。
◆ いかにも的なものが透明レンズでLEDがそのまま見え
るような、一昔前のハイマウントストップランプ的
なデザインで、一部マツダ車などはそんな感じだ。こ
れはLEDのビーム内から見るとかなり眩しく、ビーム
を外れるとかなり暗く、日中だと点灯しているかど
うかがわかりにくい。インサイトもいかにも的な感じ
でプリウスに勝るとも劣らぬまぶしさだ。これはマ
ツダ車よりも大径のLEDを数少なく配置したタイプで、
一灯あたりの照度が高いので余計に眩しいが、日中
は見にくい。
◆ テールランプ、ストップランプのLED化は進んでいる
がウインカは電球のものが多い。色合い的な問題な
のか、或いはコストの問題なのか。色合いと言えば
信号機は複数色のLEDを混在させて色を作っているの
だそうだ。先日見た鉄道信号機も複数の色のLEDが組
み合わされていた。LED化の流れが止まることはなく
、やがてフィラメント入りの電球など消えてしまう
のかも知れない。室内灯にしても電球色などを使え
ばバスっぽくは無くなると思うし、メータクラスタ
などの照明に寿命の長いLEDは交換の手間が無くて助
かると思う。日本製の電球は寿命が長いので良いの
だが、R129の頃のSLはインパネの電球も何度か交換
した。まあ手を突っ込めばメータを外すことなく交
換は可能なのだが面倒だった。
◆ プリウスのテールランプが眩しいと、プリウス扱い
店の営業さんに話をしたことがあったが、彼曰く「
いかにもLEDですという先進性が人気なのです」だそ
うだ。面白い傾向も教えてくれて、SUVやワンボック
スからプリウスに乗り換える人はエアロパーツを付
ける傾向にあるらしい。今時エアロですかみたいな
感じなのだが「トヨタモデリスタのフロントエアロ
を付ければミニバン風の雰囲気が味わえます」だそ
うだ。写真を見てもミニバン風なのかどうかは分か
らないが、フロントリップスポイラなどで空気抵抗
が減少するのならば意味あることなのかも知れない。
ちなみにエアロパーツ全盛時代、空力改善効果のあ
る製品は皆無だったという事実がある。
世界で売る
(2/2)◆ 日本のケータイが世界で売れないのはなぜなのかと
はよく言われることだ。スマートフォンをもしのぐ
性能を有しているというのならば日本以外に売れて
も良いはずではないかと。日本の中だけで売ろうと
しているから規模が広がらない、世界で売れば量産
効果だって桁違いだと言う。まあ確かにそれはそう
なのだが、日本のケータイはサービスと機能が一体
となっている事に気付かないわけはあるまい。事業
者のサービスと端末の機能が双方の要求を満たすよ
うに機能する。ドコモはiモードの輸出を継続的に行
っているが、まだまだ世界で認められるには至って
いない。今後は事業者仕様を別に考えて、共通プラ
ットフォームによる海外向けも無い話ではないと思
うがどうなのだろうか。
◆ 自動車などは輸出している。対米輸出の多いモデル
は左ハンドルで設計され、国内向けのみ右ハンドル
仕様として作られる。形は同じでもエンジンの仕様
その他は随分違う。仕向地に合わせて最適化された
仕様に変更する必要があるからだ。まあ大物である
自動車の形を輸出しているという点では(細部が異
なっているとは言っても)携帯電話ほどの違いはな
い。この点ではテレビなども同様で、仕向地の放送
方式や文化に合わせた変更がなされている。海外か
ら入ってくるものも同様に、日本の放送システムに
合わせたものでなければ全く意味をなさない。
◆ 自動車に関しては、日本は左ハンドル車も走ること
が出来るので左ハンドル国からそのまま入ってくる。
日米自動車摩擦で米国はアメ車を日本に入れようと
試みたが成果は上がらなかった。それはそうだ、そ
の当時のアメ車はアメ車を日本に持ってきただけで
あって日本向けにチューニングされたものではなか
ったからだ。米国では右ハンドル車が走れない事情
もあるが、日本の自動車各社が仕向地ごとに細かく
チューニングを変更するのとは大違いだったのだ。
最近ではBENZも日本の道路事情に合わせたATのシフ
トスケジュールに変更したり、どうしても燃焼音な
どが大きくなりがちな直噴エンジンの導入を遅らせ
て改善を求めるなどを行っている。だからといって
輸入車が日本車よりも日本向きかと言えば決してそ
んな事はない。
◆ 海外製のケータイをそのまま持ってきて失敗したの
はvodafoneである。マーケットシェアの関係もあっ
て端末を最小の変更で輸入して使わせようとしたが
失敗した。そればかりか国内メーカの端末もいわゆ
るグローバル規格準拠にしてみたが、それが海外に
売れたかというと否だったのだ。スマートフォンの
場合は日本がグローバルなモデルを受け入れている
感じがしないでもないが、それはシェアが小さいか
らではないだろうか。今後Androidなどがどんどん増
えてくるようなことがあるとすると、いわゆる日本
向けとして独自に変化していく可能性がある。少な
くとも倍角文字やかな漢字変換機能は搭載しなけれ
ばならない訳で、その出来が悪ければ一般への普及
は難しいだろう。日本車同様に、日本のケータイ事
情に最もマッチしているのは日本製のケータイだと
思うからだ。
タイヤ
(2/1)◆ 昨年買ってみたアジアンタイヤ、ナンカンAS-1に関
してはBlogの方にインプレッションを書いた。1本
8千円という価格なりの性能は有しているというのが
私の評価で、しかし高性能或いは高機能タイヤと同
じ性能を求めても無駄だと言うことだ。コンチネン
タルスポーツコンタクトなどよりはずっと静粛性は
高いが、静粛系タイヤと同じというわけではなく大
入力時や高速走行時のノイズは大きい。公称サイズ
より幅が少し狭い印象で、1サイズアップがちょうど
良いと思うし、余裕があれば2サイズアップでも行
けそうだ。サイドウォールは柔らかめと言われ、Gの
加わるコーナリングではよじれと言うか腰砕けとい
うか、そんなフィールを感じる。そこでグリップ力
が急激に失われると言うことはないのだが、この感
じは国産車に履かせても体感できるかも知れない。と
言うのは、一般的に国産車はステアリングのダイレク
ト感がない(路面の状況を伝えないセッティングが
日本人の好みだそうだ)ので、多少のよじれ感は無
視できる程度に軽減されると思うからだ。
◆ タイヤに苦労している?のがワンボックスカーに乗
る人で、片減りが激しいのでタイヤ寿命が短くて困
るという。エルグランドのフロントは1万キロは持
たないよなんて話で、まあ確かに巨大なFF車でしか
も積載スペース優先設計の車だからサスペンション
云々を問題にするのは話が違うと言われそうだ。し
かも柔らかいサス=高級な乗り心地だそうなので
当然姿勢変化もアライメント変化も過大になる。ア
ライメント変化はワンボックスカーの後ろを走って
後輪の動きをみるだけでその変化が凄いのを目撃で
きる車もあるくらいで、尋常じゃないと言ってしま
えばそれまでなのだが積載スペースをサスに奪われ
る事も許されずと言うところだろう。
◆ 車高によるアライメント変化が過大なのでシャコタ
ン改造している場合もタイヤが持たない。アライメ
ント調整が出来る車はまだしも、そうでなかったり
或いはキャンバーなどに無関心だとタイヤは5千キ
ロで片べりする。更に耐荷重の下がる扁平タイヤ装
着となるとバーストの危機さえあるとはタイヤ屋の
話で、どうも耐荷重に無関心な人が多いというのだ。
2t以上あるFFワンボックスの前輪荷重を考えたら無
茶過ぎるというのだが、ワンボックスに扁平タイヤ
や大口径ホイールを履かせる人はそんな知識はない
でしょう、普通は。しかも量販店ではそんな扁平タ
イヤへの買い換えを勧めるのが気に入らないのだと
タイヤ屋は言う。確かにホイールごと売れば高額な
売り上げにはなるし、20インチに30タイヤは恰好良
いですよと言って乗ってくる客は良いカモなのかも。
◆ そんなワンボックスユーザは、左右非対称トレッド
パターンのタイヤなら片べりしないものだと認識し
ている人もいる。要するに対策品だから大丈夫だろ
うというのだが万能ではない。外側と内側の強度や
剛性設計を変えたりと、タイヤメーカも苦労はして
いるのだが当然限界はある。ちなみにAS-1も左右非
対称パターンで、それだけを見た人が「ワンボック
スに良さそう」だと言うがそれは誤りだ。前輪荷重
が高くタイヤに過酷なワンボックスには向かないタ
イヤだと思う。
先月分はこちらです