Home > KDDI決算内容は普通

KDDI決算内容は普通


  • Posted by: F&F
  • 2008年10月22日 21:58

KDDIの2Q決算報告があった。
いかにも決算報告会チックで、ソフトバンクの演説会とはかなり印象が異なる。
端末の購入価格は若干上昇気味だそうで、販売数量の減少などによって3.9万円の目標値は厳しいのだとか。

移動体通信事業は減収増益、これはドコモ同様販売奨励金の減少によるものが大きいと思われる。
つまりインセンティブの廃止や減少は加入者の平均ARPUの減少よりも大きかった事であり、本来であれば±ゼロになる程度の通信・通話料金の減額があるべきだ。
端末価格の上昇を抑える或いは端末メーカへの配慮等もあり、何らかの方法で端末買い換えサイクルを短縮するらしい。
新800MHz帯への適用もあり、auとしては配慮すべき問題だろう。

このバンドプラン変更などに伴う費用は数千億円規模とされているが、端末の買い換え促進その他の費用まで含めると相当な負担になるはずだ。
更に次世代投資も考えなければならず、利益の確保は重要になってくる。
おそらくドコモに関してはそれ以上の次世代への投資が必要になると思われ、失速気味の経済状況の中で難しい舵取りを強いられる事だろう。
SBMは800MHz帯を欲しがってはいるが、例え割り当てを受けたところで基地局投資の金は出ないと思う。
それもあって1.7GHz帯の割り当て申請を行っていないのかも知れない。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > KDDI決算内容は普通



VC