ガソリン下がる

ガソリン価格がどんどん下がっている。
もちろんこれは原油価格の下落によるものだ。
一時期は150ドルにまで迫る価格だった原油が、今や55ドル台という大暴落。

投機マネーが抜けたためなどと言われているが、少々下げすぎかも知れない。
IEAは2030年の原油価格を200ドルと予想したが、おそらくは需要面だけを考えるとこの程度だと言うことなのだろう。
実際にはその時々の景気や資金流入度合いが違うので何とも言えないのだが、いずれにしても長期的な価格上昇は避けられないのだろう。

ガソリン価格の低下が自動車需要を呼び戻せばいいのだが、この下落が一時的なものではないかと考える人が多ければ慎重になるはずだ。
でもまあ冬の灯油需要期に価格が下がったのは有り難いことだと言える。
関東以北では灯油暖房世帯が多いはずなので、シーズン中の暖房費には相当効いてくると思う。