ステレオ

最近のケータイはスピーカが2個付いていてステレオになっている。
ドコモの冬モデルではイヤフォン使用時に疑似5.1chまで出来る。

防水のF-01Aはモノラルスピーカ、SBMのフラグシップ931SHもモノラルだったかな。
スピーカは場所も食うし音響設計も必要なので複数個を詰め込むのは設計者泣かせだ。
そもそもステレオにしたって最初に聞いたときに「おっ！」と思う程度だと思う。
特にサラウンドをイネーブルにしているとね。

ステレオではあるが音質的に期待できるものでもなく、これもカタログを飾る仕様の一つなのか。
ただケータイがどこで鳴っているかを判断する場合はステレオの方が認識しやすいと聞いたことがある。

高画素カメラにステレオスピーカ、GPSも付いていればFelicaも使えるという全部入りが日本ケータイの特徴だろう。
例え滅多に使わない機能であったとしても、それが付いていないと劣っているように思えてしまうという日本人の購買心理を掴む全部入り。
特にこうした機能に敏感な中高生をターゲットにするなら、やはり仕様は大切だ。
中高生〜20代のアクティブ層がケータイを買い換えなくなったら、関連業界にとってそれは大変なことだからである。