混雑に悩む事業者

auが高トラフィックユーザに制限を設けたのは記憶に新しい。
定額だと言いながら、使いすぎると制裁が待っているのは面白くはない。

制限を設けたことによってauネットワークの負荷は幾分減少し、接続不良などが改善されたという。
ようするに無線区間の帯域が不足してきたからユーザトラフィックを絞るという考え方だ。
通常は設備増強などでこれを乗り切るが、800MHz帯再編などで周波数利用効率が悪化している上に2GHz帯の整備が進んでいない現状では仕方がなかったのだろう。
それを利用者が察したのか、ここの所は純増数も少なくてauも大喜びだろう。

以前からSBMはエラーが出ていた。
駅前や住宅街などでは発着呼が出来なくなることを経験している。
最近ではデータトラフィックも一杯のようでWebアクセスなどでもエラーが出ているらしいし、メール送信失敗も目立つという。
音声通話に関しても連続通話を行うと切られてしまう（？）例もあるようで、私からすると回線品質が悪いから切れるんじゃないかななんて思ったりするのだがどうだろうか。
通話中でも品質はドコモよりかなり悪く、ノイズも入れば切断もある。
一定の場所にいればいいかと言えばそうでもなくて、セル内利用者が増えてRSCPが下がればやはり切断が待っている。
なのでこの辺り、品質が悪くて切れているのか連続通話を切られてしまうのかは不明だ。

ホームアンテナは未だに配り続けられているそうで、こうしてセル半径を広げてしまうことがネットワークパフォーマンスにとってマイナスだと言うことは解っているだろうにやめられない。
それは自宅が圏外などだと解約に応じざるを得なくなるためだ。