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人気モデルを揃える


  • Posted by: F&F
  • 2009年1月31日 20:08

SBMの春モデル、特にインパクトのあるものはなかった。
むしろドコモやau向けのモデルをそのまま持ってきた印象が強い。

これはおそらく、「他社の料金プランに追従する」施策と同じ考えではないのだろうか。
もちろんこの料金プラン追従は既にやめてしまっている。
そこで今度は端末での追従を考えたのだろう。

他社が端末を発表する。
その人気度を調査し、売れそうだと思われるものをセレクトしてメーカに発注する。
ただ富士通はSBMの方を向いてくれないのでF-01相当品を出すことは出来なかった。

こうした他者向けの流用には障害もある。
過去にはSONYがドコモとau向けに似たようなコンセプトの製品を出してドコモと一悶着あった。
しかし端末が売れなくなった現状では事業者も我が儘は言えない。

販売店に客が来たとする。
端末を見比べてドコモが良いかなと思ったとする。
そこでSBM販売員は「ドコモと同じモデルはウチにもありますよ」とやるわけだ。
宣伝はドコモがやってくれるから、オイシイ所だけをつまみ食いできるわけだ。

ドコモの場合は新機種と新サービスをセットにするので開発期間もかかるが、SBMの場合は従来版のファームを手直しすればいいので時間はかからない。
もちろん時間がかからないから安価に出来る。
サービス内容やエリアの違いは大きいが、少なくとも見た目は同じで価格が安いとしたらどうだろう?
恥も外聞もなくでもないだろうが、金の臭いに敏感な孫商法は意外にうまいところを突いている。

   

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