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音声符号化


  • Posted by: F&F
  • 2009年3月 4日 19:30

cdma2000にしろW-CDMAにしろ、アナログ音声はディジタル化されたあと圧縮して伝送される。
cdma2000はEVRCで1kbps〜8kbps、W-CDMAはAMRで約5kbps〜約12kbpsとなる。

一時期auの無線区間の混雑が深刻だったときにはこの圧縮レートが上がり、「PDC時代のハーフレート以下の音質」などと言われた。
この圧縮レートは基地局からの指示によって変更され、auは回線状態に応じたダイナミックな変更を行っていた。

SBMとドコモは同じ通信方式を採用するが、その通話品質の違いに疑問を持った方は多いだろう。
通話中のノイズや瞬断以外に、音声そのものの明瞭度が違う。
これは音声の圧縮レートが異なるためで、帯域逼迫のSBMは低圧縮レートで音声を通す余裕がない為だ。

何度も書いているように中継局やホームアンテナによるセル半径の拡大やセクタ制御を行わない局を使うなど、周波数利用効率が下がっている。
それでも基地局を増やしてマイクロセル化を行えば改善の方向には向くのだが、残念ながら設備投資のカネがない。
その一方で加入者数は増加傾向にあり、それに加えてiPhoneの投げ売り開始とあっては今後更にトラフィックは厳しくなるだろう。

   

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