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エンジンルームを洗う


  • Posted by: F&F
  • 2009年4月12日 12:17

エンジンルームなど普段でも滅多に見ない人が多いのではないだろうか。
だからこそたまにボンネットを開けて掃除をしてみると、オイルがにじんでいたり樹脂部品にクラックが入っていることが発見できるかも知れない。

エンジンルームは汚れや埃や水分などが入り込んでくる場所であり、電気系のコネクタなども全て防水ものになっている。
なので私はアルカリ洗剤(マジックリンなど)で各部を掃除し、高圧洗浄機でそれを洗い流す。
アルカリ洗剤が付着したままになっているとアルミを腐食させたりダメージが出てしまう。
最近の車はエンジンがフルカバーされているタイプが増えていて、CLSなどでもエンジンがカバーされているしボンネット内側には更に断熱防音材が貼り付けてあるような構造だ。
それでもセダンなどはボンネット内が比較的広いので掃除しやすいが、Aクラスやワンボックスカーなどはこれでもかと言うくらいに機器類が詰め込まれている。
ワンボックスなどが衝突で火を噴く事故があるが、このボンネット内構造を見るとそれも無理無いなと思ってしまう。

アルカリ洗剤で洗うと汚れはもちろんだが必要な油類も取れてしまう。
最近の車だとDBW主流なのでアクセルワイヤ自体が存在しないモデルも多いとは思うが、もしもワイア類がボンネットに引き回されていたならばCRC556などをシュシュっとかけておきたい。
自前で高圧洗浄機が使えるなら灯油を噴射して洗うのが良いと思うが引火性があるので十分注意しないと大変なことになる。
整備工場などが使う洗剤(これもアルカリ性)も良く汚れは落ちるが特性的にはマジックリンと同様な感じだ。

高圧洗浄機が自前で使えないなら洗車場に行って洗ってしまおう。
ついでに下回りなども洗えるし、エアが使える場所ならエンジンルーム内の残った水滴をエアで吹き飛ばせる。
高圧洗浄機の水圧は結構強いのでラジエータやATオイルクーラなどのフィン部分には注意しよう。
ヘタに高圧洗浄機を向けるとフィンがつぶれてしまう。

エンジンルームを洗った後は少しの間走り回るのが良い。
停車状態だと湿気がエンジンルームにこもるので、これは避けた方が良いと思う。
出来れば渋滞のない道路を10分も走ればボンネット内はすっかり乾いてしまう。

その後樹脂類やホースなどのひび割れチェック、場合によっては油脂類の補充や樹脂保護材を塗るなどしておけばバッチリだ。
ディーゼル排ガス規制以来エアクリーナの汚れも黒煙から砂埃に変わった感もあるが、数万キロごとにコイツも掃除をしておきたい。

   

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