スライドから回転

N-01AはSONYが過去に作ったリボルバースタイルのような、ディスプレイ部を回転させて開く方式だ。
90度の所で止めれば横画面、さらに90度回すと縦画面になる。

しかし実際に使う場合の多くは縦位置であってワンセグをほとんど見ない私は横位置で使うことが少ない。
従来版のmobile2pcは横画面の方が使いやすかったのだが、現バージョンは拡大などの自由度が上がったので縦画面でも問題ない。
こうなると横画面で使うシーンはかなり少なくなる。
一方縦画面にするためにはくるっと回さなければならず、少なくともスライドより手間がかかる。
スライドならば左右どちらの手でも操作できるが、クルッとする時は右手でないと少々やりにくい。

じゃあスライドしてから回転させれば良いではないかと誰でも思うのだが、機構的にそれが難しかったらしい。
N-01Aでも機構部分にはそれなりの大きさと重さがあるのだが、それに加えてスライド機構はNECには難しかったのか。

その難しさを克服しちゃったのが富士通の夏モデルであるF-09Aだ。
見た目はN-01Aを丸っこくした感じで、まずはスライドさせ回転させたい人はそこから回転させてくださいねと言う感じ。
これは良いのではないだろうか。