最後しか見られなかった

SBM発表会は最後の方しか見られなかった。
孫さんはiPhoneサイコーをくり返していたが、何やら新動画サービスはiPhone非対応だそうだ。

端末はドコモのお下がりなどで、これは仕方ないと思う。
SBMではハイエンドは売れないので開発費は投入できない。
しかし売れないからと言ってハイエンドを並べないわけにはいかず、だったらということでドコモ向けを分けて貰う。
これは一件成功かと思った。
ドコモで売れている機種を持ってくればリスクが少ないのではないかと。
しかし違った。
ドコモとSBMでは客層が違うので、ドコモで売れている端末を持ってきてもSBMでは売れないのである。
逆にSBMでは投げ売りになったインターネットマシンもドコモに持っていったら売れた。

NECの2モデルもドコモ向けのお下がりだが、どうせSBMでは売れないと見たのか非対応サービスが色々ある。
ドコモ向けには全部入り、SBMはとりあえず格好だけ。
無線LANもドコモ向けそのままだから入れちゃえと言うことだが、SBMはフェムトセル路線じゃなかったのか。
結局フェムトセルも暗礁に乗り上げたまま無線LAN方式もドコモの真似しちゃおうと言うところか。
価格はドコモの490円に対して1,029円と高額であるが機能的にはドコモのそれには及ばない。

SBMは技術の無さを売りにしていて、従来から良いものがあれば買ってくればいいと言っていた。
それがドコモのお下がりを買ってくると言うところにつながっているとすれば、SBMとしては珍しく話の整合性が取れている。
無線LANにしてもドコモがうまくやっているのだからウチでも出来るだろうと。
ただ音声に関してはアナウンスされておらず、YBBの線に音を乗せるのには無理があるのかも知れない。

注目すべき？は緊急地震速報への対応がアナウンスされたこと。
ただしサービスは今秋以降と言うから先の長い話だし、SBMの場合は実際にサービスが始まるまでは何が起こるか分からない（フェムトセルやPOP-iのように）ので安心は出来ない。
対応端末も1機種のみと言うことで、ドコモやauの姿勢とは違う。