アプリの整理

iPhoneにも慣れ、いじるところはいじり、様々なアプリをインストールした。
一通り使い、不要なモノは削除する。

SSHはセキュリティの問題もあるので削除した。
LANからのみログインを可能としているが、これだけでは万全とは言えない。
普段はsshdを止めるようにしているのだが、リブートをきっかけに動くこともあれば止め忘れることもある。

VNCも消してしまった。
これはmobike2pcの方が操作性が良いためで、カーソルを使えば細かなリンクやボタンも押せるが指では無理。
そのたびに拡大したり縮小したりは面倒だ。
Terminalも同じように不要と判断、理由は文字が打ちにくいこと。

Safariが遅いように感じることは書いたが、iPhone3GSならばこれが約3倍の速度だそうだ。
他のアプリ起動などもスピードアップしていると言うから、やはり最良のiPhoneは最新のiPhoneだ。
そしてそれは来年のiPhoneであり5年後のiPhoneなのだろう。

え？最新のiPhoneが欲しいだろうって？
そりゃね、速いもの好きとしては。

iPhoneを何に使うか。
少なくとも電話としては使いにくいしメールも打ちにくい。
文字入力を伴わないビューワ、或いはゲームマシン、情報発信ではなく情報受信端末か。
実はこれ、さほど体積は大きくはない。
国産ケータイが100cc程度の容積であるのに対してiPhoneは2割ほど小さいのである。
なので携行がしにくいと言うことはない。
でも使い道が思いつかない。

こんな使い方もあり？
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090714_iphone_windows95/

アプリ類は売りきりなのが良い。
月額料金だと長く使うアプリは高額になってしまうからだ。
ただしその価格は(安いモノも勿論あるが)比較的高めで、ちょっと気の利いたモノだと千円以上だ。
アプリは沢山あるが日本語版はごく一部、私はこれが欲しい！というモノはなかった。
ケータイでは常識的な金融オンライン取引アプリは皆無である。
携帯電話網と違ってインターネット上で使うのでセキュリティの問題もあるだろう。
株や為替などのチャートは、PC上ではJavaで表示するが当然iPhoneでは不可能だ。
かといってアプリもないとなると、この手の取引には使いにくい。
ちなみにiアプリのチャート表示などは多くの株屋やFX屋が対応しているし、無償で使えるアプリもある。
(外為ドットコムやオリックスなど)

辞書や翻訳も（スタンドアロンでの翻訳はないかも）あるが、これってWebアクセスで良いと思う。
ブックマークでアクセスするか、アプリを起動するか程度の違いなのだがそのアプリが2千円とか…

結局大容量ゲームがアプリの使い道なのかなとも思う。
ケータイと違って10メガバイト超の容量のゲームもある。
（これは3G経由ではDL出来ない、WLAN環境必須)
私は今は余りゲームをしないのだが、ゲームなら専用ハード(PSPとかDSiとか)の方が良いだろう。
まあ持っているモノがゲーム機になる的な、ドコモに夏野さんが居た当時の思考と同じではある。

iPhoneは情報ツールではあるがコミュニケーションツールではないかも知れない。
それは電話として使いにくく、メール関係も同様に洗練されていないからだ。
脱獄による自由度の高さは魅力的だが、例えばWindowsMobile機だとブラウザも複数選択可能だし…
そう考えると自由度のベクトルが一般的な方向には向いていないと思う。

一体iPhoneの神髄はどこにあるのか。
ますます分からなくなってきた。