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MNOによるMVNO


  • Posted by: F&F
  • 2009年9月10日 10:47

いつも問題はSBMから起こる。
中継局ばらまきによる弊害防止のための規格制定も、それまで常識では考えられなかったことをやらかしたSBM対策だと思う。
何故それまでこれが行われなかったかと言えば、自社網内外へのインパクトがあるからだ。

では何故SBMはやってしまったのかと言えば、技術がないからだろう。
すなわち、中継器屋の言い分をそっくりマルっと信じて機器を買っちゃった、みたいなところか。
「この浄水器を付けるとガンが治りますよ」みたいな広告に釣られたのとたいして変わらない。
勿論その中継器が大変な事態をもたらしたのは言うまでもないが、もはや後の祭りだ。
いや、もしかするとその浄水器も上手に使えば病気は治らないまでも健康維持に多少は役だったのかも知れない。
しかしSBMはその使い方すら誤ってしまったのだ。

同じように前代未聞のMNOによるMVNOもSBMが最初だ。
自らのインフラ投資を拒否するように、他社のネットワークに助けを求めた。
またドコモにもインフラを貸せと迫った。
果たしてMNOが投資を抑制してMVNOに走るのは許されるのか。

今まで各所で言われていること、あまりに高額なvodafone買収費用の返済で首が回らず設備投資が出来ないのは周知の事実だろう。
以下の記事でもこれは指摘されている。
> 一部の市場関係者や規制当局をハラハラさせている個人向け社債での
> 調達資金も、基本的には設備投資ではなく借入金返済やのれんの償却
> に充てられており、設備投資にはほとんど回されていないようだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090909/204390/?P=2

   

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