SBMも300万パケット規制

SBMは12月よりパケット規制を行うとした。
ケータイの場合で月間300万パケット、スマートフォンの場合で月間1,000万パケットを超えると翌々月に規制発動となる。

これはauと同方式で規制値もauと同様だ。
ネットワークキャパシティから言って、或いは以前の孫さんの発言である「定額だからといって沢山使われてはたまらない」からしても月間300万パケットは致し方ないだろう。
しかしケータイの10倍ものパケット消費量があると自ら言っているiPhoneのリミットがなぜ3,000万ではなく1,000万なのか。
このあたりに苦しさが見え隠れするようだ。
SBMは無線系のみならず地上系もかなり逼迫しているようなので何らかの手を打たなければならないのも仕方がない。
これが基地局増局などでのトラフィック分散が行われているならまだしも、中継局の多用による帯域利用効率の低下も相まって厳しい状態が続いているはずだ。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20090929_01/index.html
結局の所iPhoneはWiFiで使え、定額上限までは使え、定額上限以上は使うなと言うことだろう。

望みは「パケット通信の速度を制御する場合があります」となっている点で、ネットワークが混雑していない場合は規制対象にならないのかも知れない。
（善意解釈しすぎ？）
300万パケットがどのくらいかという話は以前にも書いているが、動画などを見ていたらすぐに突破するパケット量である。
私は月間100万パケット程度しか使わないのでauでもSBMでも大丈夫ではあるが、アクティブ層はもっと景気よく使うだろうし、iPhoneとなればフルブラウザなので余計だ。
それこそ動画など観ていたら、或いはスピードテストを繰り返せばすぐリミットに達するはず。
だとするとmpwで平均速度向上作戦に余念のない方はどうするのだろうか？って、それが心配だったりして。

ドコモの場合は3日間の合計パケット数が300万なので、月間3千万パケットが規制の閾値になる。
また規制は3日ごと？に行われる雰囲気なので、翌々月の忘れた頃に突然規制なんて事にはならないと思う。