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懐かしいもの


  • Posted by: F&F
  • 2009年10月 1日 11:36

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懐かしいものが出てきた。
7MGエンジンをいじくり回している頃のパワーテストグラフだ。
タービン前後の圧力やA/Fなどをチェック&変化させながら実験したっけ。

ボッシュのシャーシダイナモ、コントローラはPCで出来ている。
ただし専用のBIOSか何かが乗っているのでソフトを普通のPCで動かそうとしても(単純には)動作しない。
このシャーシダイナモは加速度計で、ローラ回転数の微分値からパワーを計算している。
従って動力吸収型のエンジンダイナモみたいな測定法は採れない。

エンジンも無線機器も似ているところがあると思う。
たとえばソフトウエアなどのロジックであれば論理的誤りがない限り作ったとおりに動作する。
しかしアナログ回路や無線回路は組み立てると言うところまで設計されていないと正しく動作はしない。
それこそ基板とデバイスの半田の付け方によってだって特性が変わったりするわけだ。
エンジンもエンジン単体で動いているわけではなく、マニホールドから何からを含めた系として動作している。
バルブやカムタイミングをこうすればこうなるはずだと思っても、それによって他のパラメータも変化するので難しい。

ターボ全盛時代に排気温度で状態を見ることが行われていた。
しかしこれ、カムタイミングでも点火時期でもそれは変化するわけで、何も知らない人は排気温度が何度だから駄目とか何度は良いとかと数字だけに拘っていたような気がする。
まあ無線の世界でも、やたら800MHz帯に拘る人も居るんだけど。

   

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