バッテリ壊れる？

APC1400のバッテリを交換してから1.5年弱が経つ。
使用環境は普通の室内、しかもUPSは机の奥に押し込むなどしていないので放熱環境も悪くはない。

が、MRTGのグラフを見るとここ数日でバッテリ温度が急上昇して居るではないか。
60℃を超えるとファンが動作して温度が下がるが、ファンが停止すると又温度が上がる。
夏場でも50℃程度だった(これでも結構な高温だと思う)のになぜ60℃にまで上がったのか。

UPSを触ってみると確かに熱いのだが、そもそもこのUPSはいつも暖かいんだよな。
でもまあ一応バッテリの様子を見ようかとフロントパネルを外し、次に現れる鉄板を外そうと触ったらこれが又熱い。
火傷しないように（まさにそんな温度）鉄板を外すと、今度はバッテリが膨らんでいて外れない。
ドライバなどでこじりながらやっと外したバッテリも触れないほどの温度なのである。

バッテリが外れにくかった理由はバッテリが膨らんでいたから。
見てすぐに分かる程度の変形が起きている。

UPSの故障で充電電圧が上がったかと思ったが、測ってみると28V程度で問題はない。
だとするとセルのショートなのだろうか。
バッテリをコネクタから外して現在放置中、夜にでも電圧を測ってみたいと思う。

このバッテリは秋月で購入したもので、以前も1年ほどで駄目になった経緯がある。
だからといって全てが1年で駄目になるかというとそうではなく、2年以上使えるものもある。
ちなみに会社で使っていたものは2年弱の寿命だった。

バッテリ容量は純正で17Ah,社外品では20Ah〜22Ah品が同サイズだ。
秋月だとこの容量で安いものが5.6千円、長寿命を謳ったものは8千円する。
そしてこれが2個必要なので決して安いものではなく、1年で壊れるとすると月間約千円近くにもなる。