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移動体通信


  • Posted by: F&F
  • 2009年10月21日 10:54

そもそも移動体通信とは電線の引けないところとの通信を行うためのものだ。
WiMAXが半固定、つまり移動時にも使えるが有線BB回線の代わりにもなりますよと言ったところで現時点ではFTTHなどの方がずっとパフォーマンスが高い。

何でも無線で、無線なら線が要らないのだからインフラコストが安くなる。
といって孫さんはスピードネットを設立するが失敗、残骸を東京電力に押しつけてさっさと逃げた。
当時は現在より有線のインフラコストが高かったわけだが、それでも無線のメリットは活かせなかった訳だ。

当時よりさらに有線接続のコストは低下し速度は上がっている。
では無線接続は一体何に使うのか。
そう考えると基本的な所である、線を引けないものとの通信だ。
線を引けないところと言うと歩く人間や乗り物だろう。
歩く人間用としては携帯電話があるが、自動車用ロケータなどに加えて最近では通信型ナビも普及してきている。
通信型ナビは専用ユニットを積む場合もあれば(面倒だが)携帯電話をその都度接続(Bluetooth接続あり)するものもある。
移動体通信各社はそこに目を付け、SBMはオプション制定額適用を開始する。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200910210061a.nwc

通信型ナビでどの程度のパケット量になるのか分からないが、これでパケット規制に引っかかったら泣けるだろうな。
ナビが活躍する山間部や郊外では圏外とか、SBMばらあり得そうな気がする。
もっとも地図データを都度ダウンロードするわけではないので影響はさほど大きくないかも。
周辺検索や渋滞情報が取得できなくても山間部では困るまい。

地図データのダウンロードや映像、音楽などを通信で手に入れるとなると通信速度も必要だ。
WiMAXなどを使えばそこそこの速度が出るのでこれらも可能になるかも知れないがエリアは未だ狭い。
携帯電話通信事業者は通信コストと伝送速度が問題で、SBMは日本で唯一全エリアをハイスピードでカバーできていない事業者だ。
だから安い、という売方もありだとは思うが本当に安いのかな。

   

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