限界が低いって事？

FT86、目指すのはドリフト性能世界一だそうだ。
ゴルフで100を切れる人ならドリフトが楽しめると言うが、クルマ屋って商売はゴルフが第一なんだなと思う。

これで「オレはゴルフをやりません」なんてプロドライバが居たら面白いが、どうなのだろう。
ドライビングを決めるにはゴルフが良いとかで、みんなゴルフをやっていたりして。

誰でも簡単にドリフトができるようにするにはコーナリング限界を下げればいい。
ギリギリまで粘ってサッと滑るサスペンションセッティングだとコーナリング速度は速くなるが制御は難しい。
逆に低速でずるずる滑っていくようなセッティングにすれば、限界が低いのでステアリングさばきにも余裕が生まれる。
購買層を40代〜50代だというので、昔はオレも早かったのさと腕に覚えはあるものの、でも今実際に乗ったら昔みたいには走れないよと、いや、そう自覚している人はたぶん乗れる。
昔は早かったのさというまま年を取ってしまったオジサンが問題で、そんな人に乗せても何とかコントロールできる程度にずるずる滑るのが良いのか。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20091023/1029817/

若い奴らと同じように走ったとして、テールの滑りをケツが関知したとしてもそこ情報が腕に伝わってカウンタステアを当てるまでの時間が若い奴らの3倍かかるとか。
その間にテールは滑りまくりでカウンタの量は増大し、おかけにスクラブ抵抗で速度も落ちてリアタイヤがグリップしたとたんにお釣りを食らってとっ散らかる。
それを防ぐには低速から滑らせることで、低速なのでカウンタが少々遅くても大丈夫。

いや待て。
レーンキープならぬ自動カウンタステアアシストなんかあったらいいのか。
このタイミングでカウンタステア開始の時にググッ、このタイミングでステアリングを戻す時にググッ、みたいな。