- 2009年11月12日 13:36
J.D.パワー アジア・パシフィックによる顧客満足度調査によると満足度トップはauなのだが昨年とは少し変化が見られる。
順位自体はトップのau、それに続くドコモ、最下位のSBMと変わらない。
しかし昨年はauのみが業界平均値より上にいて、ドコモもSBMも平均より下だった。
それが今年はauに続いてドコモも平均より上にランクされ、最下位SBMのみが平均以下となった。
満足度2008年→2009年では以下のようになった。
au:588→576
ドコモ：568→572
SBM:550→538
auは満足度を低下させドコモが僅差に追いついた。
SBMは最下位からさらにポイントを落としているが、これは同社の解約率の高さを見れば明らかだろう。
満足度を構成するファクタートップは昨年が「電話機」で今年が「顧客対応力」、2番目は昨年が「費用」「エリア」（同順位）で今年は「電話機」だった。
ドコモがポイントを稼いだのはエリア改善が大きいのではないだろうか。
ドコモショップなどでの顧客対応の改善も見られるが、本質的にはドコモそのものだ。
SBMは費用などの点でポイントを稼いでいたのかも知れないが、各社共に家族定額などが始まった今となってはアドバンテージが低い。
逆に各社が改善に力を入れているエリアの整備が疎かになるなどでポイントを落としたのかも知れない。
http://www.jdpower.co.jp/press/pdf2008/2008JapanMobilePhoneService_J.pdf
http://www.jdpower.co.jp/press/pdf2009/2009JapanMobilePhone.pdf
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