mobile2pc(2)

mobile2pcの話の続きである。
この週末に色々使ってみたのだが、なるほどという改善がいくつか見られた。

この手のリモートコントロールでは、制御される側のPCのマウスポインタと制御する側のケータイのポインタの位置がいつ一緒になるのかわかりにくい。
VNCなどでは相手のPCのポインタと制御する側のポインタを両方表示するものもある位だ。
特に伝送速度に限りのあるケータイとなると、ここをクリックして本当に良いのかな？もしやPC側のポインタは未だこの位置に来ていないんじゃないかな？みたいに感じることもしばしばだ。
が、今回のmopbile2pcはケータイでクリックした場所がクリックされるように（おかしな書き方だが）、もしもPC側のマウスポインタが別の場所にあるとクリック情報が伝達されない（保留される）ようだ。
従ってケータイ上でクリックすべき場所までマウスポインタを移動してそこをクリックすれば、PC側でも間違いなくそこがクリックされる。
この機能は便利だと思う。

一方で連打が出来ない一面もある。
たとえばiRemoteの場合だと、その場所で5回クリックすると5回のクリックがPC側に伝わる。
だがmobile2pcの場合は、一度クリックしてそのクリックの処理が終了するまでは次のクリックは受け入れて貰えない。

mobile2pcの画面の更新は常にバックグラウンドで行うように設定している。
これにより電池消費量は増えていると思う(iRemoteと同程度かな)のだが、それより快適性を取ると言うことで。
画面更新も速くなっているようで、もしかしたらStarプロファイルで可能になったiアプリからの通信データ量を500kBまで拡張したのかなという感じ。
従来は150kbがリミットだったので、これを超えるデータ量になると複数回の通信が必要だった。
しかしリミットが500kBとなると、大抵の画面データは一度の通信で取り込むことが出来るだろう。