来年はどうなるのか

年末になってUSDは92円台に乗せ、日本時間30日夜には米S＆P/ケースシラー住宅価格が前回から下落幅を縮小したこと、12月米消費者景気信頼感指数が2カ月連続で上昇したことで一時92.75前後まで上昇した。

上がり方が急すぎる、そろそろ頭打ちだ、頭を打ったら88円辺りまで一気に落ちるぞ、そんな声が聞こえる。
チャートに書き入れた線は水色が週足の上下ラインを結んだもの、緑色が日足だ。
週足の方ではこれまでの上下動の範囲をやっと上に抜け出している。
移動平均線も上抜けはしたがその量は小さい。
月足で見るとトレンドラインを上抜けたかどうかは微妙な線で、これを見る限り下落の中の一時的な反発（なので、この後下落に転じて次の下値は80円以下）論にも一理ある。
3月暴落説もあるし、どうなることか。
まあ個人的には米国の利上げと日本の不景気継続からUSDは下支えされるのではないかと思っている。

F&F予想は見事に外れ、100円台への道はまだ遠い。
84円台に突っ込んでから既に8円も上がっているのに、しかしまだ92円台と言うこと。
ずいぶん下がったんだなぁと改めて思う。

世の中?アマチュア投資家の間でBO(BinaryOption)が流行？だとか。
簡単な話、一定時間先のレートを規定値以上か以下かどちらであるかを予想するものだ。
当たれば証拠金が増え、外れれば無くなる。
ただそれだけ。
今なら上昇基調なので数字を欲張らない範囲でなら「上」を予想して利が得られるだろう。
上がり基調の時や下がり続けているときなどは予想が比較的当たりやすい（＝利を得やすい）という事か。