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LEDヘッドライト


  • Posted by: F&F
  • 2010年1月29日 11:02

国産車ではLS600hがLEDヘッドライト一号車だ。
片側の消費電力50W以上、明るさはHIDに少し劣る程度は立派と言えるのか否か。

HIDは放電管で発光効率は高いが、DC-DCコンバータの効率もある。
バルブ自体は35W程度の消費電力でハロゲンランプの55W相当以上の明るさだといわれる。
フィラメント電球に比較するとHIDは点光源に近いので配光設計の自由度は増す。
これが効率的な照射角やパターンを作り出す事につながり、システムとしての効率を高められる要因でもある。

プリウスにもLEDヘッドライトが設定されている。
こちらは世代が進んで消費電力が33W程度にまで少なくなった。
ただし光量がそのままなのかはちょっと疑問だ。
レポートによれば「さほど明るくはない」とされているし、LS600hのユニットを2/3使うとプリウス用になるという事で…
多少暗くてもHIDよりも消費電力を減らさなければならなかった、おそらくはそんな所だろう。

高輝度LEDはまだまだ発展途上であり、今後更に発光効率なども改善されると思う。
信号機や自動車用テールランプにだって使えるようになったのはここ数年であり、従来は低電流で点灯させることが出来るがさほど明るくないデバイスだった。
もっともCMOSデバイスにしても、電気は食わないが低速でしか動かないものだったのだ。

電球型LEDの販売数量が増えれば高輝度LEDも安価になってくるだろう。
研究開発が進めばさらなる発光効率アップも達成されるに違いない。

   

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