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  • Posted by: F&F
  • 2010年4月 2日 11:03

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何度かお伝えしているはやぶさだが、いよいよ地球への帰還だそうだ。
往復45億kmの飛行に耐えたはやぶさは、満身創痍と言えばそうなのだがよく頑張った。

結局はプロジェクトが失敗したからこんな事態になったのだが、それでも何とか帰還させようとするのは凄いと思う。
おそらくはここで得られた様々なトラブルとその解決法が、今後も行われるであろう宇宙探査にプラスになると思う。
問題のカプセルはオーストラリアに落下、はやぶさ本体は待機との摩擦で焼失する見込み。
これでカプセルに何も入っていなかったら、いやカプセルが行方不明なんて事になったら悲しいかも。
http://www.jspec.jaxa.jp/activity/hayabusa.html

写真ははやぶさとは全く関係のない桜の木。
花は枝に付くのかと思ったら、この桜の花は殆ど幹に近い部分で咲いている。
厳密には幹から小枝が出てそこに花を付けているのだが、私なこんなスタイルを余り見かけた事がない。
見かけた事がないから世の中に存在しないという発想でははやぶさは帰還に導けなかったんだろうな。
もしかしたらこうなるかも、こういう事態が起きるかもとあらゆる事象を想像したり想定したりして、しかし機構が冗長になる部分を出来るだけ少なくした設計が求められるのだと思う。

   

Comments:2

B-51 Author Profile Page 2010年4月 2日 18:28

ハヤブサは今後地球より太陽よりの起動に入ることでまた燃料漏れによる起動ずれが起きる可能性があるとか、想定寿命を超えて運転している各部がいつ止まっても不思議じゃないとかでまだまだ予断は許さないみたいですね。
うまく帰って来たのにカプセルが分離できないとかいった落ちが待っていそうな気もしないでもないです。
なんとか頑張ってほしいところですけどね。

さくらの方は、なんか最近こういうスタイルをよく見かけるようになった気がします。
子供のころは気付かなかっただけなのかもしれませんが、数年前から私も「幹から直接花が咲くなんてこともあるんだね」なんて思うようになりました。

zebra Author Profile Page 2010年4月 2日 20:29

今後の計画もあるようですし、さまざまなトラブルに直面しながらもここまでたどり着いたノウハウが最大の糧なのかもしれません。
人命がかかったわけでもないわけですが、カプセルが帰還した日には日本の宇宙探査スキルにしてはアポロ13号並みの奇跡かもしれないです。
というわけで楽しみにしてます。

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