CRC5-56

昨日vaio-Tをバラしたついでにファンの様子も見てみた。
前回ファンの不良を発見して無理矢理的CRC5-56スプレー作戦を採ったのが昨年5月だった。

http://www.fnf.jp/blog/2009/05/fnfblog1453.html
CRCは浸透性潤滑剤という事で浸透はするかも知れないが、軽い油なので蒸発する。
本来はもう少し安定な、シリコン系のグリスや、分解するならもっと固い油を使いたい所だ。
しかし分解修理した訳でもないし、そもそもファンは非分解構造である。
単にCRC5-56が軸受け部あたりにまで浸透していってくれる事を期待しただけだ。

が、事は期待通りに運んでくれて、今現在まで不都合無い程度にファンは稼働している。
ファン付きのvaioノートをお持ちの方は年に1度ほどはCRCをブシュっとやるとファンが長持ちするに違いない。
せっかくバラしたので再度CRCをブシュッと吹きかけておいた。
絶縁油なのと他のパーツへの攻撃性も高くはなさそうなので多めに吹きかける。
その後ファンが回るように運転して、又吹きかけてと何度か繰り返した。

構造的にはファンからの風の吹き出し口に小さな穴を開けておけばそこからCRCを注入できそうだ。
こうしておけばいちいちキーを外すことなく作業が出来る。