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マルチタスク（４／１２）
◆ 昨日の話の続きでもないのだが。マルチタスクを少し考えてみたい。昨日書いたように国産ケータイのマルチタスクはタスクスイッチであり、複数の機能が同時に動くものではない。唯一iアプリのみはウィジェット機能を実現するために複数個の同時起動が可能だが、通信は同時ではなくシェアになる。マイクロソフトのPhone7もマルチタスクに関してはさほど自由度が高くないという。一部のアプリはバックグラウンドで実行が出来るものの、メモリやCPUパワーの分配によってはサスペンドさせるらしい。リソース
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2010年4月12日 21:28
国産ケータイの場合は…と書かれてますが、auの悪名高き（苦笑）KCP+はマルチタスクに関しては比類なき性能を標準装備してますよ。
タスクとして立ち上げられない機能はマナーモードのオンオフくらいで、他ほぼ全ての機能がタスクとして同時に起動可能。携帯ブラウザは5つ同時にタスクとして起動可能、最大では二十以上のタスクを起動できる…という無意味なほどの高性能（笑
携帯ブラウザとフルブラウザの同時起動も可能、
受信BOXのEメールを開きながら別タスクとして新規メール作成も可能、
EメールとCメールとの同時起動も可能（これはあまり意味ありませんが）…といった具合で、
グループごとに同時起動にいろいろ制限のあるドコモの端末や（N端末だけは比較的自由度が高いですが）、
マルチタスクというよりもただのデュアルタスクと言ったほうがいいソフトバンクのシャープ端末などとは比べ物になりません。
しかもさらに多くの機能で2画面分割同時表示可能。
ワンセグを見ながら携帯ブラウザで2ch実況をしたり（笑
ナビウォークしながら待ち合わせ相手とメールのやり取りをしたり、
ナビウォークと助手席ナビの2画面同時表示も可能…ナビ系のアプリの同時起動同時表示ができても意味無くね？というつっこみはともかく（苦笑
ただ、複数タスクで同時に3Gでの通信を行うことはできないため、裏で起動しているブラウザにダウンロードさせながらほかのことをする、というようなことができないのは残念なところ。
そのへんまで考慮に入れると、裏に回したタスクでも通信させ続けられるウィンドウズモバイル（6.5までのもの）がマルチタスクでは最強かもしれません。
アンドロイドは使った感じだと裏で通信できたりできなかったり？アプリによって違いがあるみたいで微妙な感じ。
とはいえ、KCP+もウィンドウズモバイルも、不安定だったりもっさりだったりと高いマルチタスク性能の代わりのデメリットもあるので、
なんでもかんでもできるのがいいとは一概には言えないでしょうね。
iPhoneのOS4は、今出ている情報からすると、マルチタスクは装備されたとはいえ必要最低限、裏に回せる機能は限られるようで、ある意味ドコモの端末のマルチタスクに近い感じのように思えます。
不安定さやもっさりの回避を考慮したら、現時点ではベターな選択ではあるのでしょうが、KCP+やウィンドウズモバイルの自由さを知っている身からすると、もう少し融通を利かせてほしいと思えるのも確かですね。
アプリ停止しかできなかったauがそこまで進歩してたのは知らなかった…。
2010年4月13日 20:25
なにかとネガなイメージが強いKCP+ですが、メニュー画面の分類とかデータフォルダの分類とかののわかりやすさや、高性能なマルチタスクなど良いところもあるんですよ。
誰かさん風に言うと「心の醜いアンチ（苦笑）」の声が大きいためにそういったポジティブな点がなかなか一般に知れ渡らないのが残念なところです。
もっとも、au自身がそういった良い点をアピールすることになぜか消極的なのが（今ではＫＣＰ＋のもっさりもほぼ解消し、今ではドコモのＮＥＣのハイスペ端末のほうがもっともっさりなくらいなのに、ぜんぜん改善をアピールしませんし）
いつまでたってもネガなイメージが抜けきらない最大の元凶ともいえますが。
せっかくiPhoneがマルチタスクをガラケーの利点として残しておいてくれたのに（笑）そのチャンスを生かせないなんてもったいない…
マルチボタンの位置も携帯側面に小さくあるだけの機種が多いんですよね…マルチタスクを活用することに慣れると、利用頻度が非常に上がるボタンなんだから、もっと良い位置に置いてほしいものです。
個人的には、十字キーの上に置いてほしいところ。そこなら、十字キーからすっと指を動かすだけでタスク操作ができますし。
2010年4月14日 15:00
じつはiPhoneやWindows Phone7でマルチタスクが難しいのは、3Dアクセラレータのコンテキストスイッチの問題があるんじゃないかと考えています。
昔の2Dアプリは、例えばWindows系ではWM_PAINTメッセージが来た時に、パラメータで指定された2Dの再描画領域だけ描画すればいい設計になっていたのですが、ハードウエアの3Dアクセラレータを使ったアプリではそうもいかず、つまり一番簡単なスイッチ方法は前のアプリを終了させて3Dハードのアプリへの割り当てを完全に切り替えてしまう方法ではないでしょうか。
とはいえ、画面をフルには使わないサーバー系や通信アプリでは裏で動かすことも全く問題はなく、これらが可能になったのがiPhoneOS4という見立てですが...いかがでしょうか?
2010年4月14日 15:14
AUのKCP+ですが、
設計陣の考えた意欲的な仕様が開発サイドの努力の甲斐あって完成度が上がってきたのでしょうね。本来であれば「収穫期」なはずだったのでしょうが...
どうも時代は変化しつつあり日本でも「ガラケー」一本な状況ではなくなってきたのが不運な気がします。あのノキアでさえインテルとごにょごにょやっていて、つまりワールドワイドで混沌としています。KCP+以前にAndroidがあればまた違った展開もあった気がしますし、ガラケー用も含めて次の携帯プラットフォームをどうするかは世界のキャリア各社で大問題な気がします。
そういえばBrewアプリってもう終わりですか?
(このエリア詳しくないのもので...)
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