快進撃？

iPhone大好きな神尾さん、たしかiPhone3Gはドコモから出るんだとか何とか言っていたような。
記事の中で一部共感できる事がある。
それは、音楽プレーヤとしてiPhoneを買う人が増えている事だ。

これはTouchを買うより安いからに他ならず、新規契約すれば本体はタダでキャッシュバックも貰えるのだ。
もしもiPhoneが定価で売られていたらどうなのだろうか。
売れない端末だって投げ売りすれば販売ランク上位に顔を出す程度の売れ行きにはなる。

反論もある。
iPhoneをエコシステムだという部分だ。
バッテリ交換も出来ず、高額な交換費用を払って再生品と交換して貰うどこがエコなのか。
それにiPhone3GではiOS4の一部機能は動作しないんだけど。

そしてもう一点、
> あれから2年。
> 筆者の予想どおり、iPhoneは巨大な波となって日本市場を席巻し
稼働シェアを甘く見積もっても2%に満たないものが席巻きとは。
しかも投げ売りして、やっとその程度なのだ。
タダで、しかも契約すると現金が貰える、そうしたインセンを山積みして数が捌けた事を巨大な波とは言わない。
http://japan.cnet.com/docchi/story/0,3800091137,20392666,00.htm

> 従来型のケータイからの移行を強く促すくらいのスピード
> 感を持たなければ、iPhoneには追いつけないだろう。
いや、そんな事はない。
Xperiaをタダにして、現金3万円を付けて配ればあっという間に捌けるはずだ。
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1006/07/news006.html

しかし、そうしてまで売ったというか配った功績は称えて良い。
なぜならば、同じ事はドコモには絶対に出来ないからである。
逆に言うと、ここまでインセンを奮発してもこの程度しか売れていないと言う事になる。
だが数がある程度出たことは、数の力で世の中に浸透させる的な力も発揮する。
つまりiPhoneが無ければXperiaは売れなかったかも知れないと言うことだ。

神尾さんの、この時の焦りは大変なものだった。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0810/09/news038.html
国産ケータイが年に3回モデルチェンジする事にしてみたり、普及には時間がかかる、iモードは10年かかったと言ってみたり。
思い入れや希望はダメだな、予言者じゃないんだから。

恐らく今頃はiPhone4に狂いまくりだと思う。
高解像度は要らないとか、ラウンドフォルムが手になじむとか、マルチタスクは不要だなんて、もう言えないよな。

iPhone4の液晶は解像度を向上させたがコントラストは800:1だという。
Panasonicケータイは生の状態で1500:1、画像処理で1万:1を実現しているし、シャープのケータイは数年前に2000:1のレベルだ。
（TV用は桁が違う）
液晶はコストとが質が良く比例する。
もちろん技術レベルも重要で、どのメーカにも綺麗な液晶ディスプレイが作れるというものではない。