利用動向

インプレスによればスマートフォンの利用動向でiPhone4がトップとなったそうだ。
調査したのが9月〜10月という微妙な時期だったのだが、Xperiaが割合は少ないながらも3位に入っていたのは意外な感じがした。

さすがにiPhone3は利用割合が少ないが、2年以上前のモデルなので仕方がない。
進化を続ける全ての機器において神尾氏の言うようなエコシステムは存在しない。
しかも電池交換が出来ない構造だけに、電池が駄目になったら次を買うという流れになるのも当然だろう。
電池交換の料金と、新型を買うコストを比較すれば迷う方がおかしい。

Xperiaも半年前のモデルであり、古さは否めない。
OSバージョンアップは行われたものの、Xperia自体の話題性が他のAndroidスマートフォンにかき消されてしまった。
スマートフォンの機能として欲しいものは何かという問いでは、Felica、赤外線、ワンセグと続いた。
Felicaなんて誰も使ってネーよ、なんて言っていた人も居たがどうなのだろうか。

おそらく使わない人はあってもなくても関係ないというかそれが当たり前だが、一度でも使う始めると手放せなくなる。
私にしても今更プラスチックSuicaを使え、プラスチック会員カードを使えと言われたら面倒だと感じる。
Felicaとはそれ一つがケータイに入れられて便利だというものではなく、複数枚のFelicaをまとめられる所にメリットがあるのだ。

赤外線はメールアドレスの交換などに使うのだろうか。
それともTVのリモコン代わり？
私はほとんど使っていないので実感がわかないし、Felica搭載機ならばFelica経由でメールアドレスなどを渡した方が手間が無くて良い。
ワンセグも私自身はほとんど使わないのだが、スマートフォンは大画面故にと言われると分からなくもない。

つまり、こうした要求を全て飲むようなモデルがこの冬に登場してきたわけだ。
それでもiPhoneが強いのか、それともAndroidなのか、来年同時期にも調査結果が発表されれば傾向が見えてくる。