税金

企業減税と個人増税、フランスではグーグル税論もあるようだ。
このあたり日本の事だから、すぐに諸外国並みとか何とか言って真似しそうな気もする。

諸外国並みというのならば電気代も米国並みにして欲しいものだが、それは知らん顔している。
ブロードバンド回線の利用に関しても携帯電話料金いしても諸外国との比較を行い、確か孫さんは日本のケータイ料金は高いとか言っていたっけ。
しかしパケット料金はVodafone時代より値上げしているのだからいい加減なものである。

加入者には安いぞ安いぞタダだぞと言い、株主には収穫期だよと言う。
投資家やそれに興味のある人たちがソフトバンクを余り悪く言わないのは、株価という還元を行っているからなのかも知れない。
彼らにしてみればサービスの質はどうだって良いわけで、要するに株価が上がりさえすればいい。
あの光通信だって、事業内容がヤクザチックであろうが何だろうが株価が上がれば投資家は喜ぶ。

民間企業ではこうした様々なバランスが維持されるように働くわけだが、税金はそうはいかない。
もっとも北欧諸国などは手厚い国の保護があるために税金を支払う事をいやがらない国民性が出来上がっている。
太陽と北風の例は良く出すが、これも同じように北欧の太陽と日本の北風みたいな感じだ。