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西東京市に行く(4)


  • Posted by: F&F
  • 2011年3月 4日 11:01

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写真は子供の頃住んでいた家である。
子供の頃でもかなり築年数の建った家で、屋根部分は私がここに住まなくなって以降に改修されたもののようだ。

これは都営住宅側から撮った写真なのだが、以前は平屋の長屋みたいな都営住宅がここにあった。
この都営住宅と写真の家の両方を使っていたために敷地をつなげて広く使えていた。
正月が近づけば庭で火をたいて餅米を蒸して餅をつき、夏は(今は切り倒されているが)立木で虫を捕った。
道路への接続路が狭いので立て直すことも何も出来ない、おかしな土地になっている。

平屋建ての長屋スタイルだった都営住宅の建て替えで付近の様子はずいぶん変わった。
現在は中層の公団住宅的建物が何棟も建っている。
柳沢団地が昭和33年に出来、ひばりが丘団地が昭和34年だという。
ちなみにすかいらーくはこのひばりヶ丘あたりで出来たのでヒバリのマークだったんだっけかな。

平屋建ての都営住宅がいつ出来たものなのか解らないが昭和12年頃に中島飛行場の工場で働く人たちにより人口が増加したとある。
ただこのあたりの場所には祖父が若い頃から住んでいたという話もあり、そうすると写真の家は築100年級なのか。

小学生の頃は遠いなと思った友達の家まで、実は100mもなかった。
屋根の上に登ってオモチャのトランシーバで交信を試みたこともあった。
以前に掲載した探偵のお話の舞台になった旧友の家は無くなっていた。
あのお話に登場する人物はほぼ実在している。

住所も場所も解らなくなってしまった友達の家を探してみる。
このあたりだったかな?違ったかな。
なにしろ畑だった場所には建て売りが建ち、マンションが建ってしまって様子がわからない。
と、どぶというか用水路というかがあった。
確かこのどぶに落ちた事があったなぁ。

えーと、これをたどって…
その友達の家には昔と変わらぬ表札がかかっていた。
おそらくは年老いたご両親が今も住んでいるのだろう。

続く…

   

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