中部や関西でも

ガソリンや生活物資補不足は中部から関西方面にも広がって来ているらしい。
特にガソリンは給油量制限を行っている所もあると聞く。

関東以北で物資が不足するのは解るのだが、関西以南に影響が出るとはどう言うことなのだろうか。
ガソリン類を東北に運ぶためと言えばそれはあるのかも知れないが、全体の消費量に比較した割合としたら小さい。
結局の所関東で品薄になっているから今のうちに買っておこうという、買いだめ心理が大きいのではないだろうか。

東京や神奈川あたりの人も関西方面に逃げ出しているようだ。
何が安全で何が危険なのかは私にもよく分からない。
まあ安全なところにいける人はそれに越したことはないと思うが、関東人が関西に行けば関西の物資不足は加速するかも知れない。
このあたりも政府がもう少しうまくコントロールしてくれればと思うのだが、期待するだけ無駄なのか。

関東最大と言われる根岸給油所は現在稼働停止中との話なのだが、陸上出荷のみは行われているらしい。
いずれにしても本格稼働は22日以降になる見込みだ。
ここが稼働すると30万キロワット以上の電力を東京電力に対して供給することが出来る。
発電設備では、燃料などの精製で余ったアスファルトに類するような廃油をガスと共に燃焼させる。
精製能力は最大で日産38万バレル以上、直近では27万バレル程度だったようだ。