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HID


  • Posted by: F&F
  • 2011年4月12日 12:00

なんだかよく分からないHIDをいじったついでに、スライド型Hi-Lo切り替えに関して考えてみた。
と言うのも、ハロゲンライト用ヘッドライトにHIDを付けると配光が悪くなると聞いたからだ。

当たり前の話として発光点の位置が違う。
発光点の位置が違うので配光特性が変わる。
遮光板などの位置も違うので左右への広がりも変わる。

ハイビームにするとバルブが動くので又変わる。
もう一つ、ハイビームにしなくても遮光板のスリットがあるのでそこから光が漏れ、余計なところを照らす。
一見上方に光が漏れていないような配光パターンに見えるが、それはあくまでも光量差があるだけで上方にも光が漏れているケースもある。
これはHIDのバルブやシャッタの出来具合にもよるし、ヘッドライトそのものの設計にもよる。

シャッタの出来によってはシャッタの隙間から出た光が上方に出てしまうものがあり、これは対向車にとってかなり迷惑だ。
凝る方だとシャッタの形状などを自分でチューニングしたり金属テープを貼ったりして調整している。
シャッタの形状その他はバーナのメーカによっても異なるとの事で、自分のヘッドライトに合うバーナを選ぶことも大切だとか。
って、いくつ買えば良いんだよ、みたいな。

しかし車外品HIDが安いので純正を買わずに済ませる人が多くても不思議はない。
ヘタをすれば交換用ハロゲンライトを買う予算でHID化が出来るのである。
HIDキットを買って取り付けても光軸の自動調整は行われない。
荷物を積む機会のある車や姿勢変化の大きな車(日本車の場合はサスが柔らかいので姿勢変化は大きめ)、車高の高い車などはライトをかなり下向きにしておかないといけない。
空車時や平地で光軸を調整してしまうと、姿勢変化や加重変化で対向車のみならず前行車にも大迷惑をかける事になる。
常にベストな状態を得たいなら純正品を使うしかないが高い。

スライド式より上下式の方が配光がノーマル、つまりハロゲンランプの時に近いというレポートもあった。
私自身はまだ実験していないのであの構造でどうやってハイビームを作るのかがよく分からない。
まあハイビームなど使う機会は少ないだろうから、シャッタ窓が無く光の漏れない上下式の方が良いのかも。

   

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