今週の相場観

85円辺りをウロウロしていたUSDだが、火曜日に福島原発事故がチェルノブイリの規模を超えると発表されて83円台になった。
リスク回避とか言うのだが、日本の国自体のリスクが円買いになるというのもよく分からない感じがする。

もっとも円買いドル買いとなれば円高に振れるから、もしかしたらそういうことかも。
為替にしてもそうだが、株価にも東電のインパクトは小さくはない。
そして実際の被害の方も深刻である。

その12日、83.5円まで下がったところで買いを入れた。
逆張りになるのだが、急落時には買わずにいられないという性分だ。
その約10分後、83.8円まで上がったところでさっさと決済した。
約4ヶ月ぶりの参戦だった。
その後又下がったら二匹目のドジョウを狙おうと思ったのだが、余り下がらないままになってしまい夕方には84円台を回復した。

だが米国の長期金利低下などによってUSDは軟化。
83円台前半でウロウロし、そして83円台半ばまで上がりみたいな推移となったが週の終わりは83円ギリギリだった。
もう一押しするのか、それとも好調化してきたと言われる米経済を反映するのか。