絶縁不良(2)

スイッチを外すには少々コツがいる。
というか、横着をするためには取り外しに苦労するという事だ。

ミラーを外してパネル毎持ち上げれば外すのは簡単だが、ミラーを外すのが面倒なので無理矢理取る。
取るのはまあ良いが組み付け時にはパズル的な微妙な位置合わせを要求される。
外してみるとカバー部分に水滴が付いていた。
でもこれは特に問題にはならないはず。

そもそもスイッチ部分は水が入る構造というか、防水にはなっていない。
角度的にもっとも水が入りにくいのがウインカスイッチ、もっとも水が入りやすいのがライトスイッチだ。
ウインカスイッチはメカニカルに固定するカムとそれを解除する仕組みがあるので少々複雑である。

コストを考えたら電子式にした方が安いのかななんて思う。
2代目ソアラはウインカのホールド機構が電子的仕組みだった。
だがこれが評判が悪く、その後は使われなくなったと思う。
コストダウンより触感というか、触れて解る事も大切なわけだ。

このスイッチ、ホーンスイッチは簡単に接点部分が見える。
構造は簡単なもので2つの接点がバネを介して向かい合っているだけである。
絶縁しているのはベークライトっぽい色のプラスチック？だが、そこが汚れている。
水は比抵抗が大きいが汚れを通して電流が流れる可能性はある。
ここはアルコールと歯ブラシで綺麗にした。