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極薄型バラスト(4)


  • Posted by: F&F
  • 2011年9月26日 11:02

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抵抗は2.2kΩをパラにくっつけた。
オリジナル状態では、一応トランスとトランジスタをケースに放熱させようとする雰囲気は認められるが雰囲気だけである。

DC-DCのトランジスタは基板に半田付けされていて、その基板を介して半田面からケースに放熱させようとしている。
ケースはその部分が一応盛り上がってはいるのだが寸法が足りない。
シリコンゴム風の絶縁シートも挟み込まれているが、充填されたシリコン系の物質にまみれていたりして役に立っていない。

そこで高さを合わせるためにトランジスタの裏面、基板には薄い銅板を挟んだ。
トランスもケースに密着するように銅板で高さを合わせた。
これで多少は放熱性が良くなるとは思うが、そもそも小型軽量薄型品なので温度は上がる。

小型品でなければ取り付けられない場合は仕方がないが、スペースに余裕があるなら厚型品の方が耐久性は高いと思う。
今までバラした中では9V〜32Vまで使えるとされる厚型バラストがトランスも大きく発熱が少なかった。
PWMコンバータはTIのTL494かUC3843のどちらかが使われている。
いずれにしても改造は難しくない。

DCバラストであればアイドリング時の自動減光を行うのだが、交流点灯型ではパワーを余り絞れないので面白くない。
アイドリングは回転数を検出して、その出力を直接PWMコンバータに入れてしまって良いかな、簡単には。
回転数検出は回転信号でワンショットを叩いて、その出力を積分すればいい。

   

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