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東北電力


  • Posted by: F&F
  • 2011年11月22日 13:05

東北電力が冬場の暖房用電力不足で困っているそうだ。
東北電力管内では以前から蓄熱暖房などを含め、電気暖房の推進を行ってきた。

夜間電力を利用して巨大なヒータに通電し、それで巨大なコンクリートの塊を温める。
この熱で日中の暖房をまかなう仕掛けだ。
後から設置するタイプではコンクリートではなく煉瓦のようなモノで蓄熱する方式や自然放熱ではなく強制循環式などもある。
東北電力ではグループ企業がこれらを製造販売していて、それを東北電力が進めたり割引プランを作ったりして拡販している。

最近では蓄熱方式とヒートポンプ方式のどちらが得かなどと比較すれるケースも多くなってきた。
それは、蓄熱方式の場合は翌日の気温アドにかかわらず常に蓄熱するからで、もし翌日が暖かかったら窓を開けて放熱しなければならない。
これが無駄に感じられるというわけだ。
蓄熱暖房だと電気を直接熱に換えるのだが、深夜電力が利用出来るために日中に電力を使うよりも安い。
だいたいではあるが、COPが3以上ならヒートポンプがお得でそれ以下なら蓄熱暖房がお得だと言われる。
ただ東北などでは気温が低くて湿度の高い時が多く、ヒートポンプを使うにしても補助ヒータ必須という場合もある。

ガス床暖房で20畳分程度を温めるとガス代は月間2万円くらいになる。
同じようなスペースをヒートポンプエアコンでまかなってもほぼ同じくらいだそうだ。
ヒートポンプではなく直接ヒータ式にすると電気代は3万円強になると試算されている。
蓄熱暖房機の場合はガス床暖房より安価になり、家全体が温められるのでお得だと電力会社は言う。
つまり蓄熱暖房を20畳限定として8時時間使用(他の暖房器具と同じ時間だけ使った分の電気代)に換算すると月間3千円以下で済むというのだ。

この手の試算を電気会社が行えば電力有利な数字になり、ガス会社が行えばガス有利になる。

   

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