富士山に行く(7)

帰りは河口湖から都留に抜けることにした。
この辺りは柿が名産？

どの家の庭にも柿の木がある感じ。
しかも沢山柿の実が付いている。
柿の木から柿の実を取るときは、木の上の実は渡り鳥のために、下の枝の実はは旅人のために残す。

139号線はさほど車も多くなく、流れはスムーズだ。
139号から都留バイパスに入り、県道24号線で山越えだ。
ヤビツ峠の方は針葉樹が多い感じだったが、この辺りは紅葉も美しい。

24号線は道幅は広くはないが車はそこそこ通っている。
バイクともすれ違ったが、ここを自転車で走っている人は居なかった。
自転車にとって走りやすい道、走りにくい道があるのかな。
あるいはこの峠までの移動のしやすさなどがあるのかも知れない。

この時期日暮れが早い。
山に囲まれた盆地は、早々に日が差し込まなくなってくる。
この峠道にしても景色の見えない夜に走ったら、あの秩父の山奥と変わらないだろう。

24号線も凍結注意なんて看板が出ていたが、冬の峠は走りにくそうだ。
車でも凍結は恐いが二輪だと転倒するからなぁ。
新緑や紅葉の山も良いが、葉を落とした枝が寂しげな冬の山も良い。

今回は峠で何度か立ち止まって景色を見ていたのだが、狭い峠道ではシグナスの方が止めやすい。
スカイウエイブだと小回りが利かないので場所を選ぶ。
シグナスだったら気軽に入って言ってしまうような旧道や獣道っぽい所も、スカイウエイブでは入っていく勇気が出ない。

続く…