Home > スカイウエイブ(126)

スカイウエイブ(126)


  • Posted by: F&F
  • 2012年4月24日 12:03

1204241202_400x300.JPG
スカイウエイブにCDI1号機を取り付けた。
プラグキャップの抵抗も取り去った。

冷間始動してみると、わずかに始動性の改善が感じられた。
ノーマルの誘導放電と切り替えながら様子を見たが変化はよく分からない。
アイドル回転数も振動も変わらない。
そのまま試運転に出かける。
プラグは調子の悪いデンソーのイリジウムだ。
写真はデンソーのイリジウムプラグを大気中で放電させたもの。
放電部位が細い電極先端に集中している。

低回転、と言ってもスカイウエイブにとっては低回転だが車のエンジンからすると全然低回転ではない3千回転前後をチェックする。
3千回転前後で少し負荷がかかった時、3500回転前後のパーシャルスロットル時のトルク変動が体感出来るからだ。
この回転域では燃焼が安定しないと思われ、一定のスロットル開度でもトルクの変動が見られる。
特にデンソーのイリジウムでは、スロットルを少し開けた時にプスッみたいな明らかなる失火もあった。

だがCDI化によってこれらの現象は改善された。
デンソーのイリジウムプラグをノーマル点火システムで使った時の調子の悪さはない。
2接地電極プラグをノーマル点火で使った時と同等か、多少良くなっている感じだ。

プラグのギャップをもっと広げてみればハッキリ解るかも知れない。

低速域が良ければ高回転域は問題ないはずで、ドエル時間の不足する7000回転以上ならば明らかにCDIの方が点火は強力になる。
失火がないのだからミストリガはないのだろう。
本当ならばポッティング剤を充填したい所なのだが、そこまでの信頼性があるかどうかがちょっと不安。

機械的にも気をつけて作ってはいるし、大型部品はシリコンで固めたが不安はある。
何しろ振動というか部品の共振とは凄いものだからで、アルミ電解など簡単に吹っ飛んでしまう。

実装場所はシート下部分なので雨に当たる訳ではない。
但し温度は上がると思われる。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > スカイウエイブ(126)



VC