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CDI(41)


  • Posted by: F&F
  • 2012年5月 9日 12:01

1205091200_400x300.jpg
2作目はもっと大きなベーク板を使った。
ベークライトは絶縁性は良いが吸湿性があるのが気になる所ではある。

電圧経路も変更したので放電する事はなくなった。
このあとポリイミドテープで固定して、中央部あたりにシリコンを付けてベーク板でサンドイッチにした。
ベーク板の周囲はシリコンで密閉したが、シリコン自体も高密度素材ではないので水は入り込むだろうなぁ。
最終的にはこのベークライトでサンドイッチしたダイオードアレイにコーティング剤を吹き付けたが、シリコンには乗らないかも。

電線は手持ちの関係で同軸ケーブルの心線を使ったが耐圧は不足する。
買ってくれば高耐圧ケーブルはいくらでも入手出来るのだが、実験だから良いか。

このダイオードユニットはどこかに固定するとそこに対して放電が起きる可能性がある。
厚い絶縁体を介して固定するか、宙ぶらりんで行くか。

   

Comments:5

YASU Author Profile Page 2012年5月 9日 23:06

ベーク板って紙にフェノール樹脂を含浸させたものなので水分に弱いですよね。
実験だから良いですけど、普通はガラスエポキシかな?
しかし、紙フェノール板にカプトンテープって両極端な感じが(^_^;)

F&F Author Profile Page 2012年5月 9日 23:23

昔ながらの電流計(メータ部がA4サイズくらいある計測用のもの)が入っているケースもベークライトみたいなものではないかと思うんですよ。
あれってかなり固くて丈夫で光沢がありますよね。
超高圧ダイオードなんかもそんな風なケースに入っているのですが、ベーク基板の基材って別物なんですかね。
紙フェノールって紙エポキシ??と呼ばれている??

YASU Author Profile Page 2012年5月10日 02:41

ベーク基板と呼ばれている茶色の奴は、紙フェノールです。
紙エポキシは薄いクリーム色、ガラスエポキシはグリーン(青?)ですよね。
で、ベークライトはフェノール樹脂の商品名だったはず。
基板の場合は、薄く作る必要が有るので強度を待たせるために、紙や布に含浸させるようです。
基板以外は余り知らないのですが、古いテスターのケースはベークライトだと思いますよ。
基材を利用しているかどうかはわかりません(^_^;)
そういえば、自作ではガラスエポキシじゃなくて、紙エポキシを使うことが多かったですね。
手持ちのドリルの歯が軟弱で、ガラスエポキシに穴を数カ所開ける度に研ぎ直さないと駄目だったもので(^_^;)

とも Author Profile Page 2012年5月10日 16:36

ケースとか配電盤の絶縁に使われてるのはフェノール樹脂の固まりみたいな奴ですよね。あれなら吸湿性は無いので、絶縁体としては申し分ない筈です。
紙フェノール(FR-1)とか紙エポキシは紙にフェノール樹脂やエポキシ樹脂を含浸させて作りますので、吸湿性がありますから、あまり高圧の絶縁には向かないと思います。
他にガラスエポキシ基板もありますが、ガラス不織布だけを用いたCEM1、不織布とガラスクロスを用いたCEM3、ガラスクロスだけを用いたFR-4等があって、大抵の場合は後者ほど耐トラッキング性が上がるので、基板上で絶縁効率を上げるならFR-4がベターかもしれません。
でも、FR4の銅貼積層板ならそこら辺で売ってるけど、基材だけ売ってる店ってあるのかしら?

YASU Author Profile Page 2012年5月10日 19:54

>でも、FR4の銅貼積層板ならそこら辺で売ってるけど、基材だけ売ってる店ってあるのかしら?

エッチング液を買ってきて銅を溶かしてしまえば...

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