N-07D(25)

マナーモードやWiFiの切り替え、基地局を使った簡易位置情報やGPSによる測位で場所を特定して制御するのがお出かけスイッチだ。
指定した場所、例えば自宅に戻ったらマナーモードを解除してWiFiをONにする。

自宅を出たらマナーモードに設定してWiFiはOFFに、BTはONにする。
会社に着いたらサイレントモードにしてWiFiはONに、BTはOFFにするなどの制御が出来る。

これをしばらく使っていて感じた事、まずは簡易位置情報による制御が余りアテにならない事。
基地局密度その他にもよるとは思うのだが、自位置がゆらぐのでモードが頻繁に切り替わる事がある。
GPSを使えば安定した切り替えが可能になるが、測位インターバル以上の速度でそのエリアに入ってしまうと制御が効かない。
GPS圏外の時には簡易位置情報を頼るとかの工夫が欲しかったし、簡易位置情報を使用した場合で制御圏内→制御圏外→制御圏内に移動した(事になってしまう)場合は仕方ないとして、制御圏内→制御圏内だけれどちょっと別の位置に移動した時にも制御圏内モードが繰り返し設定されて通知が出るのがちょっと気になった。

同様の機能を有するアプリはいくつかある。
Localeは様々なセンサを使って最適な制御を行うと書かれている。

だが、そもそも平日は決まった時間に出かける。
従来型ケータイのマナーモードコントロールはタイマー任せだったが、さほど不便は感じなかった。
じゃあタイマーでも良いんじゃないのと思わないでもないのだ。
お出かけスイッチにもタイマー制御モードはあるが、タイマー特化型のオートマナーPlus+などならばもっと細かく制御が出来る。
曜日や時間によってマナーモードやサイレントモードにする他にも、夜間は音量を下げるなどの設定も可能だ。

オートGPSのリマインダ機能でマナーモードコントロールが実現出来れば便利だ。
オートGPSで速度を測って移動中と判断したらマナーモードとか、地図情報とマッチングさせてWiFiスポットに入ったらWiFiをONとか、位置特定で電車に乗っていると判定されたらサイレントモードとか、交通系Felicaを使ったらとか。
ドコモもこのくらいやってくれると、なるほどね〜と思えるのだが役所だから無理かなぁ。