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昭和の事件


  • Posted by: F&F
  • 2013年2月13日 12:05

トリカブト事件と当時騒がれた神谷力・受刑者が昨年病死したそうだ。
事件は1986年なのだが、不審死が始まったのは1965年にまでさかのぼる。

石垣島で起きた殺人事件にしても、被害者の友達が不信感を抱かなければ事件にはならなかった。
しかし不信感を抱いた彼女らが保険会社などに問い合わせを行った結果として事件が明るみに出る事になる。
結局保険金は支払われなかったのだが、それはこの事件が事件として確定する以前の事だった。
支払わない理由は保険総額が大きすぎる事と死亡に不審な点があるというもの。
と言っても医師の判断での死因は心不全だった。

乏しい物証と犯人のアリバイ。
神谷力がトリカブトを大量購入した事実が掴め、当時済んでいた部屋からその毒性分も検出された。
しかし即効性のある毒を使って、どうやって2時間後にそれを効かせる事が出来るのかが謎だった。
検察は遅効性のふぐ毒を混ぜ、溶けにくいカプセルに入れる事によって時間稼ぎは可能だと主張した。

トリカブト毒の抽出や使用を何故思いついたのだろう。
遅効型にする研究などもおそらくは行っていたに違いない。

神谷力の母親は彼が小学生の時に、彼の目の前で服毒自殺している。
これが事件の背景にあるのか否かは不明なのだが、犯罪者のみならず全ての人間には過去がある。

   

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