GALAXY

GALAXYが売れていない。
どのくらいの台数コミットを行ったのかは知らないが、値段を下げても売れない。

ドコモショップでも量販店でもGALAXY一押しというかそれしか売らないみたいな雰囲気さえある。
これは昨年夏もそうだったのだが、何が何でもGALAXY一押しなのだ。
もちろん店員にも押しつけられていて、あるドコモショップのオネーさんは「これは大きいんですよね、女性の手には」と漏らしていた。

ドコモ推奨モデルから外れた昨年冬モデルは投げ売り、ツートップとなった今年も早々に2万円引き。
これで実売価格は逆転するはずなのだが、それでも売れない。
もちろんドコモショップも量販店も売ろうとしているのだから、売れないと言ってもXperiaの半分程度の台数は売っている。

ドコモはハイエンドとしてのGALAXYが売れると見込んでいたのだろう。
むしろ仕様的には見劣りするXperiaが売れるとは思っていなかったのではないのか。
その予想で台数をコミットしたとするならば、それこそ何が何でも売る必要がある。
Xperiaでも100万台以上のコミットをしたとかだから、それは恐ろしい数のGALAXYが残っている話になる。
販売店が強力にプッシュすると言う事は、これを売ると儲けが出るからだ。

例えば富士通製を指名買いに行くとする。
店員に、ARROWSくださいというと「こちらはいかがですか、高性能でしかも今ならお安くなっています」とGALAXYを勧められる。
これはまさに昨年の夏と同じだ。
機能比較表まで作ってGALAXYを押す熱心さ。
でもその機能表に発熱のしやすさとか充電トラブルの起きやすさとか、ベンチマークテストのねつ造具合なんて項目はない。

満足度調査の記事があった。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1308/16/news042.html
HTC Jが満足度が高くiPhoneの満足度が低い。
ただしこれ、母数が同じではない所がミソだ。
自分の所有端末の評価は上げたいものだが、母数が増えると冷静な判断を行う人や不満を述べる人も出てくる。
HTCは提携記事でのプロモーション活動を盛んに行っている。
日本ではシャープがお得意なのだが、HTCはフリーの記者などを狙って様々な特典(!)を提供する。
台湾と言えばサムスンが事実に基づかない他社攻撃的宣伝を行って問題となった土地だ。
サムスンはそれが当然の事と理解していたようだが台湾では規制対象だった。

ドコモは冬モデルの推奨機種からGALAXYを外すと見られる。
３トップ戦略？何か又ボケて来るような事を…
と言うお話は又後日。