冬モデル

ドコモの夏は世間の秋、夏モデルと言いながらも毎回秋口に発売されたのは従来型ケータイだった。
年に2度の新機種発表はメーカにとっても辛かっただろう。

スマートフォン時代になって競争激化と言う事もあり、開発ペースは上がった。
Androidによっての開発期間短縮や、スマートフォン時代となってドコモの独自仕様が幾分軽くなった事もある。
ドコモ(NTT)ファミリーの一員とされたメーカは甘えがあったのか、シェアを失った。
唯一富士通が頑張っているが、NECもPMCもご覧の通りだ。
逆に携帯電話事業後発のSONYやシャープが頑張る。

ドコモは冬モデルで2トップならぬ3トップにするとか。
ドコモへの供給メーカは国内3社と国外2社だろうか。
そうなると国内モデル推奨と言うよりは海外モデル排除といった方が良い割合だ。
「一押し」ならばインパクトもあるが、推奨モデルが増えれば様々なメリットがボケてくる。

横浜市営地下鉄は全席優先席を謳った。
全席優先席は全席普通席と変わらない事を市の連中は全く分からなかったのだ。
利用者からの意見にも耳を傾けなかった市側だが、やっと重い腰を上げて最優先席なるものを作った。
そのうち全席最優先席なんて言い始めて、特別優先席とかウルトラ優先席なんてものを作り始めるかも知れない。

ドコモが3トップだ4トップだとやれば、これと同じ事になる。