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Google+ 位置情報(2)


  • Posted by: F&F
  • 2013年10月 2日 11:05

Googleなりドコモなりはアプリや機能の詳細を公表しない。
使う側が知りたいと思っても"それは非公開です"で済ませようとする。

従って知りたいと思えば自分で調べる以外にはない。
メーカや事業者は細かい事まで気にせずに使っていれば良いんだよと言うのだろう。
そして9割以上の利用者は何も考えずに使っているはずだが、ほんのわずかな人間はその動作を自ら調べようとする。

Google+の位置情報更新頻度を私なりに調べてみた。
GPS位置情報取得アプリはGoogle+ GPS Locatorを使用し、静止時10分ごと、移動時5分ごとの位置通知を設定した。
なお、本体設定→位置情報サービス→Google位置情報サービスのチェックは外してある。
このチェックが入っているとGoogle+ GPS Locatorの設定が活かされないためだ。

1.スマートフォンのコールドスタートから59分間の間は10分ごとに、つまり6回位置通知される。
2.スマートフォンのコールドスタートから60分を超えると、以降60分ごとに位置通知される。
  (60分ごとに、まとめて6回分の位置通知が起きる)
3.[2]の状態から移動を開始すると最初は10分ごとに、次からは5分ごとに位置通知される。
4.[3]の状態から[2]の場所に戻ると、即座に60分ごとの通知に戻る。
  (戻った位置を通知した時点を起点として、次の通知はその60分後になる)
5.いずれの場合でもGoogle+アプリを起動して位置タブをタップし、自位置を更新すれば即座に位置は通知される。

(アップデートでGoogle+ GPS Locatorから[5]が起動可能になった)

同じ位置にいる事をGoogle+が何を元に判断しているのか。
元々Google+はGPS測位を使わないのでGPS位置情報を元にしているとは思えないが、これを検証する。
使用したアプリはFakeGPSで、疑似ロケーションを許可するスイッチを入れて位置を誤魔化した。
GPS位置情報を変化させてみたが60分ごとの通知に変化はなかった。
この事からGoogle+は基地局などによる位置情報が更新されたときに限って移動と判断し、位置通知頻度が1時間タイマではなくなると思われる。

そこで次にLocation Spooferアプリを使用して無線ネットワークの位置情報を誤魔化してみた。
すると10分ごとに位置通知が行われるようになった。
この事からGoogle+は基地局による位置情報を元に静止と移動を判断しているのではないかと推測出来る。

静止していた(基地局による)位置はある程度覚えているようで、移動後再度そのエリアに入ると位置通知が60分ごとになる。
静止の60分後に60分ごとのインターバルになるのではなく、そのエリアで測位したとたんに以降の更新が60分後になる。

   

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