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Google+ GPS Locator(2)


  • Posted by: F&F
  • 2013年10月 3日 11:06

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Google+の測位精度や位置通知タイミングを改善するものとしてGoogle+ GPS Locatorは有用だ。
現時点ではこれを起動させっぱなしで使っている。

しかしながらGoogle+自体の位置情報送信タイミングというか、送信しなくなる事に関しては不満もある。
昨日までの記事の通りGoogle+は基地局測位によって静止中か移動中かを判断している。
静止中と判断されると位置送出は毎時1回になってしまう。
これが正しく動作していればいいのだが、何しろ基地局測位なので誤差範囲が広い。

例えば家の近所に行った場合なども、エリア変化無しと判断されるのでリアルタイムの位置情報送出は行われない。
ある程度距離が離れると、それまでの測位データがいっぺんに送出される。
こればかりはGoogle様の仕様なので回避しにくい。

基地局測位(Google位置情報サービス)の使用をONにしておくとGoogle+ GPS Locatorの設定が活かせない。
バッテリ消費量を気にしないのであればGoogle+ GPS Locatorを最短測位にして基地局測位の誤差をカバーしてしまう事も出来るが実用的ではない。
本体設定の位置情報サービス→Google位置情報サービスの設定がアプリからいじれれば以下のような事も不可能ではない。
GPS測位で移動が検出された場合はGoogle位置情報サービスを一時的にONにしてGoogle+アプリに移動を知らせる。
そのまま移動して数km移動したらGoogle位置情報サービスをOFFにする。
だが、この本体設定の部分はアプリからは(通常は)操作出来ないと思う。
セキュリティにも関係する事なので当たり前と言えば当たり前だ。
Google側がAPIを公開してくれればいいのだが、果たして。

画像は10分ごと測位にした場合の測位時間のデータだ。
約10分ごとに位置データが通知されている場合もあれば、数秒〜数十秒ごとに何度か位置通知されている場合もある。
Google+ GPS Locatorの設定でGPS測位誤差を小さく設定すると、その誤差範囲に入るまで測位を繰り返す(らしい)。
この繰り返し分が位置通知の回数になるのではないだろうか。
まだ確証はないのだがそんな気がする。
これは引き続き実験する。

   

Comments:2

CF化挫折者 Author Profile Page 2013年10月 3日 22:05

> 約10分ごとに位置データが通知されている場合もあれば、数秒〜数十秒ごとに何度か位置通知されている場合もある。

この現象はLatitude APIがリタイアしてからGoogle+ GPS Locatorを作るまでの間、他のソフトなどを使わずにWi-Fi測位のみでロケーション履歴を撮っていた間も発生していました。

今、8月末の履歴を見ながら書いているのですが、この現象は家を出る少し前(まだ家にいる)時に発生していることが多いです。

思えばGoogle nowも出勤時間を学習して渋滞情報を表示しますから、パターンを学習してモードを切り替えている可能性があります。

F&F Author Profile Page 2013年10月 3日 22:50

なるほど、基地局測位の位置情報もなかなか忘れないようなのでパターンの学習は考えられますね。
静止中測位を10分にしてみたら、綺麗に10分ごとになっています。
もう一度5分にしてやってみますね。

Googleのサービスは、上手く動作していれば「良くできているなぁ」ですが、そうでないと「訳が分からないよ」って感じです。

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