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FCEV


  • Posted by: F&F
  • 2013年11月25日 13:06

FCEVこそ未来の車だと言われた時代も一時下火になった。
トヨタがFCEVよりもハイブリッド車の方が効率的だと訴え、FCEVの開発ペースを落としたからだ。

一時期は試作車を作り、そしてFCは家庭用にも開発されたしドコモはケータイ充電器として試作品も展示した。
問題はコストと効率と、そして一次電池だと言う事。
その消えかかっていたFCEVに再び火が付く事になる。
ガソリン価格の先が見えない点や、モータや電池や制御機器が煮詰まってきた事によって再び開発ペースが上がってきたからだ。

トヨタとホンダは500万円前後の価格でFCEVを市販する計画としている。
水素のコストは走行距離辺りで考えるとガソリンの2倍程度になる。
現状では液化天然ガスから水素を分離する方法が低コストではあるが、再生可能エネルギと自ら作る方法も模索されている。

FCの場合に排気されるのは水とわずかな窒素酸化物だ。
炭酸ガスが排出されないメリットは大きいが、真夏に水蒸気を出しながら走る車が増えるのは何とも蒸し暑そうである。
ハイブリッド車もEVも、もはや未来の車ではない。
街中には沢山のモータ付き車両が走行している。

10年後にガソリンで走る車と水素で走行する車の比率はどうなっているのだろうか。
ガソリン車が減り始めるとガソリンスタンドも減少し、燃料の転換は急激にやってくる可能性もある。

   

Comments:3

レオナルドクマ博士 Author Profile Page 2013年11月25日 21:41

水素の可搬性考えると、ちょっと疑問ですね。
結局、原発が使えないのに今更感が酷いんですが。
まだ、アウディのメタン作る方がマシなんじゃないかと。

nyanCo Author Profile Page 2013年11月26日 13:40

某ジャーナリストが、水を太陽光で電気分解して水素を作ればエネルギ保存は容易とか言ってましたけど、効率的にはどうなんでしょうか。

仮に、家庭用の太陽光パネルを使って水素を作って乗用車を走らせようとした場合、自動車は何日に1回程度(もしくは何キロ程度)乗れるものなんでしょうか…ね?

F&F Author Profile Page 2013年11月26日 13:47

標準的な3kWのパネルで発電出来る電気料は20kW/h程度ではないでしょうか。
水素を作るためにROか何かで純度を上げた水を作り、それを電気分解して加圧してタンクに入れ、今度はそれでFCを動かすわけですからモータ用として使える電力は10kW/hも無い感じがします。
それに危ないでしょう、水素発生装置は。
現状では天然ガスを分解生成する方法が安いそうですし、ガスものはスケールメリットが活きないと価格が下がらない気がします。

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