LINE

mixiが流行ったのは何年前だろうか。
スタート当時はケータイメールアドレスは不要だったが、その後これが必要となる。

ケータイ向けのspam全盛時代であり、ケータイのメールアドレスは商売になったのかも知れない。
mixiが廃れ始めるとソーシャルゲームのGREEが出てくる事になる。
パケット定額制やアプリ対応機の普及でソーシャルゲーム人口が一気に増えた。
GREEを追っていたモバゲーは、半ば強引な方法でシェアを奪い始める。
強引な手法はソフトバンクと気が合ったのか、スマートフォン時代を迎えるにあたってYahooとの連携を強める。
しかしケータイの時代はケータイのまま終わるかのように、スマートフォン利用者のGREEやモバゲー利用率は低下した。
モバゲーはモバゲーにログインの必要なゲームアプリを無料配布などしているが、モバゲーにログインが必要だと言うだけで評価が下がっている。

スマートフォンだからという訳ではないが、TwitterやFacebookも加入者を増やした。
一時期は猫も杓子も状態だったが、今は落ち着いた感じがする。
加入者が増えて商業的な思いを織り込み始めると、様々な歪みが表に出てきて人が減る。

そしてLINEの登場となる。
加入者を増やす一方で"LINEイジメ"なる言葉が囁かれるようになる。
中高生を中心にLINEを使ったコミュニケ-ションや反コミュニケーションが潜在化する。
"LINE spam"や事件化など、まさしくmixiやGREEがたどってきた道をたどる。

移り変わりの激しい世の中で、数年にもわたって人気のサービスで居続けるのは難しい。
市場独占感をそのサービス事業者が持ち始めると様子が変わり、そしてmixiのように落ちていく。