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FreeBSD 10


  • Posted by: F&F
  • 2014年1月10日 11:07

2年間の開発期間を要したFreeBSD 10.0-RELEASEがまもなく登場だ。
私が最初にFreeBSDに触れたときのバージョンは1.7かその位だったと思う。

それ以前はSunOSを少しいじったことがあるくらいで、ほとんどゼロから学ぶ事になった。
SparcStation1は20MHzのクロックで、RAMの最大搭載容量は64MB、発売は1989年である。
当時のIntelCPUは486DXではなかったかと思うが、この66MHz版よりも浮動小数点演算が速かった事を覚えている。

当時unix系の資料などがネット上に豊富にあるわけでもなく、書籍を参考にした。
メール、DNS、Web、newsサーバなどを構築して稼働させた。
PCはPentium世代だったとは思うがHDDはせいぜい500MBでメモリだって64MB乗っていれば良い方だった。

その後CPUパワーもメモリ容量もHDD容量も著しい発展を遂げる。
FreeBSDもメジャーアップデートが続いて過去の知識が通用しなくなってくる。
今では64bitコードとメモリ空間、マルチコアのプロセッサが当たり前になっている。
FreeBSD10ではこれまでのgccからLLVM Clangになるしbindも取り除かれる。

1975年に作られたCray-1は80MHzのクロックで160MFLOPSの性能だったそうだ。
この時代に80MHzのクロック周波数はすごいと思う。
PC用のCPUとしては486DXが1994年あたりにこの周波数に追いついている。
それからすでに20年が経過し、演算能力はまさに桁違いになった。

   

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