電子書籍(1)

読みたい本があった。
書店に行ったら探してみようかと思いながら、もしかして電子版もあるのかなと検索した。

すると物理媒体版の7割ほどの価格で電子版が出ていた。
しかしスマートフォンの狭い画面で文字を読むのはなぁ…
じゃあPCにAndroidエミュレータを入れてみるか。

と、この時点で書籍を読むのではなくAndroidエミュレータの方にさっさと興味が移ってしまったのだ。
Androidエミュレータは大きく二つに分けられる。
一つはアプリ開発のデバッグ用として使う端末エミュレータであり、もう一つは単純にAndroidアプリを動かすためのもの。
最初に試したのはGenymotionである。
ちゃんと動作するというか当たり前なのだが、メモリが厳しい。
64bit版のWindowsであれば良いと思うのだが、私が普段使っている32bit版に3GBメモリではどうにも重い。

次に試したのは開発用としての機能はないBlueStacksだ。
これはビデオ関係との相性もあるようなのだが私に環境ではうまく動作した。
うまく動作はしたのだが、こいつもメモリが厳しくてスワップが起きまくりになってしまう。

GenymotionがPLAYからアプリをダウンロードするのにちょっとコツが要るのに対して、Bluestacksは何の問題もなくダウンロードできる。
にゃんこ大作戦だってタイトルまでは動作する(その後メモリを使い切ってウルトラ鈍重になる)。
これはもう、64bit版に16GBくらいのメモリがないといけない時代なんだな。

考えてみればAndroidスマートフォンだって最低1GBくらいのメモリは必要だ。
エミュレートするためのソフトがあり、アプリの実行に要するメモリが必要で、それらが乗るWindowsもメモリを食う。
仕方ない、SO-04Eで読もうか…