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大雪のあと


  • Posted by: F&F
  • 2014年2月17日 11:03

8日の大雪の次の日は晴天となって気温も上がった。
そのおかげで雪はだいぶ溶けたのだが、積雪量があったので道路には溶け残った雪が残った。

そこでスリップする車などがあって渋滞を引き起こした。
14日から15日未明にかけて降り積もった雪は、15日午前中には降り止んだが曇天が続いた。
そのため15日の午後もかなりの雪が道路に残っていた。

16日は10℃を超える気温となって雪解けは加速した。
とはいうものの、今朝になっても日陰などには大量の雪が残っている。
道路の雪はかなり溶けているが、路肩や歩道には雪が積み上げられている。
雪によって通行止めとなった道路に取り残された車も多く、なかなか復旧が進まない。
融雪剤が不足しているとの報道もあった。

塩事業センターは10万トンにも及ぶ塩を備蓄していた。
その費用が無駄だと何度もつつかれているのだが、災害に備えるの一点張りだ。
何しろ財務省の管轄だからやる事が汚い。

平成22年にはこれを2万トンに削減するとか何とか言っていたのだが、今はどうなっているのだろう。
いったん削減した塩をまた備蓄し直すくらい何でもない事のようにやってしまう。
ちなみに阪神大震災時にはこの備蓄の中から14トンを放出した。
10万分の14である。
東日本大震災の時には最初900トン位を放出したんだったかな。
ガソリン不足が深刻化して経産省がガソリン備蓄を放出し、だったら塩も出しちゃおうかなという感じ。

なので備蓄をゼロにしろとは言わないが、塩と共に塩化カルシウムでも蓄えた方が良いと思う。
塩仲間なのだから良いではないか。
塩化カルシウムの有害性も指摘されるのだが、非常用なのだから塩化カルシウムでも水酸化カルシウム(発熱)でも撒けばいい。
塩化カルシウムは副産物のようなものなので景気低迷は生産量の低減になってしまう。
だから備蓄しておけばいいのに。

雪の中に取り残されて動きが取れなくなった車両も多く、燃料切れになったら相当辛い事になる。
低燃費車の多くは車重軽減などの意味もあって大きな燃料タンクを搭載していない。
国道沿いにはガソリンスタンドが沢山あれど、そこにたどり着けない。
EVなど電気ヒータを使い続けたら24時間経たずに電池切れになる。
燃料切れは立ち往生に直結するので渋滞の解消も遅れる。

都市部などでは冬用タイヤを装着していない車が渋滞の原因になるのでどうしようもないが、山間部などでは車が走ってさえいれば普通は雪による障害は起きにくい。
しかし今回の雪を見ると、渋滞が始まったと思ったら数十cmもあっという間に積もってしまったと言うくらいの急激さだったようだ。
これは大雨の時に避難するまもなく水没してしまうのと似ている。

   

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